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#AIのべりすと
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「あ、うん……大丈夫だよ。気にしてくれてありがとう、つなぐ。これ書き終わったらちゃんとお弁当食べるから、あともう少しだから……」
「……青夜、毎回言ってるけどさ、学級日誌なんてちゃちゃっと書けばいいんだぜ? お前ムダに丁寧に書いてるから、昼メシいつもギリギリじゃん。――ほら、ツナサンド半分やるから、書きながら片手で食え」

***
「ふふ……つなぐがツナサンド。共食いだね」
……よし、ウケ狙いチョイス成功。本当はカツサンドの方が食べごたえあって好きだけど、今日はツナにしといてよかった。
「じゃあ、ありがたくいただくね。よければあとで僕のおかずとご飯――」
「ほらほら黙って食え黙って食え、ちゃんと手も忘れず動かせー?」
こくこく頷き、むぐむぐ食べて、さらさら書いて――たまにうんうん考えて。
日誌を書いてる青夜の様子は、なんていうか――ずっと見てられるな、と思う。あ、鎌倉にいるリスとか、そういうのに近いかも。……小動物系って見た目してないけど。
青夜、普通に男だしな。ちっちゃくもなく、デカくもなく……強いて言うなら……うーん、美人? いかにもイケメン! って感じじゃないけど、肌も髪もキレイだし、落ち着いててニコッとしてて……ひっそりモテてそうだよな。優しいし、勉強できるし。ちょっと地味かもしれないけど、話すとめちゃくちゃ良いヤツだし……。
「……つなぐ? えっと、どうかした……?」
――眼鏡越しの青夜の両目が、きょとんと俺を見つめている。
……なんかカワイイ。瞬間最大風速、そこらの女子より高い説ある。
「――いや、あー、えーと……ゴメン、なんかガン見しちゃって……。う゛ー、せっかく見張りに来てやったのに、俺が邪魔してどうすんだって……」
「ううん、おかげさまで捗ったよ。つい、先に終わらせてから――って思っちゃうけど、やっぱりご飯食べないと駄目だね」
もそもそ。そんな効果音がしそうな動きで、青夜がカバンの中身を漁る。……大丈夫かコイツ、家に弁当箱忘れてないだろうな。
「あった、割り箸! この間コンビニで余分に貰っちゃったから、袋に入れて取っておいたんだよね。……えっと、どっち使う? 心配だったらこっちの――ケースのお箸使っていいよ?」
「お前は普通にプラスチックのケースの使え。んで、割り箸は取っとけ。……なんと俺には爪楊枝がある」
「……――あ、今日まるごとナポリタンだ」
「え!!?」
青夜の母ちゃん、なんて手の込んだことを!
よりによって箸いらない宣言の直後に――……うわ、これすごいな、明らかに手作りだよな? ウインナーがタコになってるし、ピーマンも花の形みたいな切り方されてるし……。いいな、ちょっと写真撮らせてもらお。
「――ふふ、爪楊枝でいける? これ」
「えーと…………………………タコだけもらうわ」
「僕もタコさん食べたいんだけどなぁ……。
――あ、そうだ」
なにか思いついた表情をして、青夜が箸で麺をつまむ。
顔の前まで持ち上げて、そのまま口へ運……ばない?
「つなぐ、口あけて?」
「え」
「そのままじっとしててね……いくよ、あーん」
「え? あ、…………んむ」
口に広がるケチャップ味。
ニコニコ微笑む青夜の顔。
……甘酸っぱい。ピーマンの苦味もうっすらあるけど、甘酸っぱさが断然強い。てか、むしろ甘いまである。……でもこれ、悪くないな。
「どうかな。うちのナポリタンって少し甘めの味付けだから、もし物足りなかったらごめんね?」
「いや…………いいと思う、これはこれで……。なんか――青夜、愛されてんな」
「……ふふ、そうだね。実際の歳より子供に見られてる気はするけど――それも含めて『愛してる』とか『愛されてる』ってことなのかもね」
……育ちが良い、ってこういう人を言うんだろうな。
たぶん分かりやすい反抗期とかもなく「親に愛されてる」ってフツーに思えて……おまけに食べ方もなんか上品で。……ホント箸の使い方上手いよなこいつ。
「あ、おかわりいる? ……そうだよね、足りないよね。――いいよ、また口あけて?」
「……あ、いや、そういうワケじゃ……」
――また無意識に見ちゃってたなとか思いながら、誤魔化すみたいに口を開けた。
きゅんとした
もちむぎえだまめ2年前吸血鬼と人狼が酒入りチョコで酔っ払うほのぼのした感じのやつ
過去にAIのべりすと使って書いたやつだけどあんまりそれが活かされてない(中盤辺りで微妙に出てくる地の文くらいかも)。
男性同士で好きあってるからBL→女性向けに設定しておいたけど女性向け…なのか…?
「伯爵、伯爵、伯爵♪」
尻尾をふりふりさせながら、アルトがすりすり甘えてくる。
……チョコレートに含まれていた洋酒が、まさかこれほど効くとは思わなかった。
「んへへー、すきー」
でろでろのどろっどろ。普段からして甘えん坊だが、今日は輪をかけてべったりだ。なんかチョコレートソースの妖精とかになってしまったのかもしれない。かわいいな。
「くんくん……。あ! 伯爵、酔っぱらってるー」
「そんなわけふにゃふにゃふにゃ」
あ、いかん、ダメだ、私もダメだこれ。身体に力が入らないぞ。完全にチョコ食いすぎたなこれ。時既におすし、違う、遅し。遅しだ。
「ふにゃー」
「んふふ、ふにゃーだって。かわいー、ちゅーしちゃお」
やばい、ちゅーされた。すき。もっとしてほし……じゃない、いかんいかん、理性、しっかりしろ。
「わ……伯爵、顔まっか……大丈夫?」
「民間伝承の吸血鬼はな……しばしば顔が赤いらしいぞ……」
「ほ、ほんとに大丈夫?」
「なんか気合でどうにかする」
「気合で……?」
「見てろよ、……いたいのいたいのー、とんでけー」
「伯爵それぶつけたときのおまじないだよ」
魔力にのせてアルコールをびゅんってやると、見事紅茶入りのポットに命中した。
……だいぶ意識がはっきりしてきた。力も少し戻ったようだ。
「……アルト、水を持ってくる」
「――その必要はございません」
突如として現れる黒い影。
何奴、と動きを止めてもいいのだが――。
「どうも、神出鬼没な有能執事です♪ ……伯爵様、お水をお持ちしました。アルト様もどうぞ」
「助かる」
「あ、ありがとうございますっ」
手渡されたグラスの水を飲み干す。
「……ところで、何故扉から入ってこない?」
「急を要する自体でしたので。伯爵様、そのチョコレート……あ、半分以上食べちゃいましたね」
案の定、といった顔。
「駄目ですよ? いくら美味しくても洋酒入りは、気付いた時点で自重してください。ほらほら……伯爵様、お酒弱いんですから。ね?」
小さな子供を嗜めるような口調で、執事が苦言を呈してくる。……柔らかい口調ながら、屋敷の主人に物怖じせず注意できるのは大したものだと感心する。
「ところで――執事、貴様いつから見張っていた?」
「ふふ、さてさて……どうでしょう♪」
そう言って意味深に笑う。……本当に大した奴だ。
「アルト様は大丈夫ですか? ふらふらしません? 一応、アルコールを分解しやすくするお薬を溶かしてはいたのですが……」
「うん、大丈夫……です! ……お水、ちょっとおもしろい味がしました」
「ふふ、薬草の風味ですね。面白い味、と思えるうちは大丈夫です。……でもでも伯爵様みたいに、飲み慣れちゃ駄目ですよ?」
執事が悪戯っぽく笑う。
アルトは首を傾げているが……恥ずかしいので、意味するところは黙っておくことにした。
「……さてさて、そろそろ私はドロンさせていただきますね」
「ありがとう。……正直助かった」
「ありがとうございました!」
「いえいえ。ではでは……お二人とも、素敵な夜をお過ごしください♪」
ばちんとウインクした瞬間、執事が掻き消える。
「相変わらず、見事なものだ」
「わぁ……」
アルトが目を輝かせて呟く。
「……アルト、あれが忍者というやつだ」
これが冗談でないのだから意味がわからない。吸血鬼の眷属にして有能執事、おまけに腕の立つ忍(シノビ)でもあり……。
「すごいね。オレ、忍者見たのはじめて」
「……普通はまず見かけないんだがな」


***

伯爵:
デレツンな吸血鬼の男性。中性的な色白美人。
アルトのことが大好き。

アルト:
素直な人狼のおとこのこ。小柄で可愛くいぬみみしっぽ。
伯爵のことが大好き!

執事:
伯爵のお屋敷に勤める男性。
正体不明で神出鬼没、余裕たっぷりに怪しく微笑むスペック過剰なただの良い人。
作外的にはスターシステム的な人物。
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