こそフォロ タイムライン フォローリスト ジャンル すべて 男性向け 女性向け その他一般
rinsagiri46分前ねこの話進捗だめですが、自分を追い込み過ぎると潰れるので、わたしは…頑張っていると思い込みてえです(ちょっとだけ進捗)「ところで、その猫なんだけどさ」
 瞳と同じ明るい橙色の髪を持つ医師が、にこにこと笑みを浮かべながら口を開く。
「ああ、えっと。成り行きなので、俺が責任を持って飼おうかと思っているんだけど」
 猫の今後の処遇についてかと思い、ロノウェはそう答えた。ところが、だ。
「その猫、この近所では有名なヤツで、アロケルって呼ばれているんだ。いつでも何処でも隙あらば寝ている怠惰でマイペースな猫で……今回の君のケースみたいに、何度も人の前に飛び出してはそのまま気絶したみたいに寝ちゃうんだけどさ……。目の前で倒れられたら、事故に遭ったとか、病気で倒れたって思うだろう? 結構こうやって、君みたいに心配した人間の手で病院に連れて来られることがあるんだけど……何いうか、迷惑な当たり屋みたいな猫なんだよね」
「当たり屋」
 ロノウェはぽかんと口を開いたままオウムのように反復する。理解が追いつかない。
「いや、猫がそんなことをするのか? というか、そんな危険な真似をして怪我でもしたら大事じゃないか!」
「のんびりして見えるけどこれで反射神経はいいみたいだし……何よりも要領がいいんだろうね、今のところ大怪我とかはしたことがないんだよ」
「つまり俺はいらないお節介で病院に駆け込んだものの、その心配も奔走も完全な徒労だったってことか……?」
 額に手を当て、宙を仰ぐ。銀の髪をくしゃくしゃと掻き回し、乾いた笑みを浮かべるロノウェに、目の前の医師が向けたのは哀れみの顔だった。
「とりあえず、君の怪我の治療をしておこうか。ここは動物病院だけど、擦り傷や打撲程度の治療なら出来るからさ」
「……ありがとうございます」
 やさしさがやけに身に沁みた。礼を言って頭を下げつつ、自転車で転倒した際に派手に擦りむいた膝や、打ちつけた肩や腕の手当てを受ける。その間、ふわふわの長毛種の猫は、退屈そうに眠たそうな欠伸をしながら、うとうとしていた。
 ーーそうして今。人騒がせな当たり屋猫は、ロノウェの腕の中で丸まって、すやすやと寝息を立てている。アンドラスによれば、アロケルはこの近所をうろつき、当たり屋行為で知り合った被害者たちの家にふらりと上がり込み、餌をもらっては自由に出入りをしている半野良だということだった。入り浸っているお気に入りらしい家は数件あるようだが、飼い猫ではないらしい。ひとつところに留まるのを嫌っているようで、保護した側は飼う気でいても、隙を見てふらりと勝手に出ていってしまうのだ。相当自由気ままでマイペースな猫であるということが伝わってくるような話だった。
 けれど、だからといってこのまま外に放置してお別れ、とはいかない。一度関わってしまったものをぞんざいに扱うことなど、ロノウェには出来なかった。これはお人好しで世話焼きな彼の性分だ。転倒により若干フレームの歪んでしまった自転車のカゴにアロケルを入れた。本来ならキャリーケースを使うべきなのだろうが、生憎と猫を飼ったことのないロノウェの家には存在しないものだったし、気が動転していてアロケルが倒れているのを見た瞬間に病院に向かってしまったので、買う余裕もなかった。幸い、ぐっすりと寝ているようなので今は問題なさそうだ。家に着くまで起きるんじゃないぞと祈りながら、ゆっくりと自転車を押して歩く。外はすっかり暗くなっており、空の上には丸い月が浮かんでいる。街灯が照らし出す中、一歩一歩と踏み出して帰路を進む。ふわりと風にそよぐアロケルの銀色の毛並みが、空に浮かぶ月みたいにキラキラと輝いて綺麗だった。マンションの駐輪場に自転車を置いて、カゴの中のアロケルの身体を持ち上げる。猫の体は驚くほどよく伸びるのだなと驚きつつ、アロケルを抱き上げ、エレベータを使うほどでもないと思ったので階段を登った。自分の部屋へと向かう足は自然と小走りになる。鍵を開けて「ただいま」と呟いた後、スイッチを押して明かりをつけた。しんと静まり返った夜の闇は、やけに寂しく冷たい。けれど、腕の中の温もりが、まるでその孤独を埋めるように、小さな鼓動で精一杯に主張している。
 ロノウェはアロケルの頭を撫でて、「ここが俺の部屋だよ」と呼びかける。
「キミは随分と自由なヤツみたいだから気に入らなくて出て行くのは仕方ないけどさ。心配だから、とりあえず今日くらいは俺の部屋に居てくれよ」
 猫相手に伝わるとも思わないが、釘を刺すようにして話しかける。腕の中に抱えたアロケルは、まるで分かってますよとでも言うように、高い声でにゃあと鳴いた。てっきり寝ていると思っていたが、糸のように細い目はロノウェをじっと見つめている。笑っているような顔の猫は、腕の中で大人しく丸まってもう一声小さく鳴き声を上げるとまた静かになった。その呑気な様子を見つめながら、ロノウェはやさしく微笑む。
「結構汚れてるし……洗ってやろう」
 アロケルを抱き抱えたまま、ロノウェは浴室に足を向けた。直後、ほんの少しお湯をかけた途端に微睡みの中にいたはずのアロケルは火がついたように飛び起きて、洗われるのを嫌がり暴れ回った。怪我をさせてはいけないとあたふたして、対処に迷いながら必死に洗い終わった後、ロノウェの体には派手な引っ掻き傷が増えていた。水に濡れてペしゃりとなってしまった自慢の毛並みと、ロノウェの顔を恨めしそうに見つめながら、アロケルは低い声で鳴いた。そうして、ぶるぶると大きく体を震わせて水気を飛ばし、浴室から脱出を図ろうと、扉をカリカリと引っ掻く。何とかそれを止めさせて、扉を開けた瞬間に、すばしっこい猫は弾丸のように飛び出して行った。風呂が嫌いなのか、不慣れなロノウェの洗い方が気に入らなかったか。あるいはその両方かもしれない。水滴をあちこちに撒き散らしながら逃走を続けるアロケルを取り押さえるまでに十数分を要し、ロノウェはすっかり疲れ果ててしまった。じたばたと暴れるアロケルは、憎い仇を見るような鋭い視線をロノウェに向けていたが、膝の上に抱き上げてドライヤーで乾かしている内に次第におとなしくなった。暖かくなってまた眠くなったらしい。ロノウェはホッと安堵の息を吐きながら、ふかふかになった輝く毛並みをそっと撫でる。
「よろしくな、アロケル」
 膝の上でごろりと寝返りを打つふてぶてしい猫は、不承不承と言うように鳴き声を上げた。もう一度撫でようと伸ばしたロノウェの手を、ペしりと払いのけるようにして。ロノウェは目を瞬かせながら、困ったように眉間の皺を深くして苦笑した。
「とりあえず、遅くなったけど夕飯にするか」
 呟いた瞬間、まるでこちらの言葉を理解しているかのようにアロケルの耳がぴんと立った。まるで期待に満ちた目で見られているような変な圧を感じながら、ロノウェは銀髪に手を当て苦笑する。膝の上からアロケルを降ろし、丸いクッションの上に置いてやる。まるでパン生地でもこねるみたいに、前足を動かし数回クッションを触った後、アロケルはクッションの上にごろりと寝転がった。寝床の快適さを確かめるようにぴんと伸びをしたり、寝返りを打ったりと忙しない。だが、どうやら人を駄目にするタイプのクッションは、猫であるアロケルも大層お気に召したらしい。目元を緩ませ、とびきりの甘い声で鳴く。今日出会ったばかりとは思えないほどに寛ぎ、ふわふわの腹毛を惜しげもなく見せて大の字で寝転がる。随分とご満悦の様子だ。
応援してる!
シカでした11時間前筆が乗ったので更新したー!https://plus.fm-p.jp/u/bonjiriya/book/page?id=24&bid=17きのこてぃー13時間前不穏なドロドロフロジェイのネタ。
ドロドロなんで想像だけして書かないかも。
ジェイドそっくりの母親を好きで無理矢理犯して生まれた子供がフロイドとジェイドの双子。
母親はその後自殺してしまうんだけど、男は何食わぬ顔で父親として双子を育て、やぎて母親によく似たジェイドが成長して来ると無理矢理犯して自分のモノにしようとするが、ジェイドと両想いだったフロイドに阻止され、邪魔するフロイドを殺そうとした父親と揉み合った末フロイドとジェイドは一緒に死んでしまう。
2人は再び双子として転生して再び両想いになるが、フロイドは前世の記憶があって、ジェイドを犯そうとして自分を殺した父親がまだ生きている事を知っていて、ジェイドを今度こそ守り切らなければと思っている。

こんなネタどうなんだろ?
ドロドロ過ぎないかな!?🤣
待っている!いつまでも!
シカでした17時間前祝! 毎日投稿20日達成!!
よくがんばった自分に〇をあげたい!
すごく楽しかったです!
https://plus.fm-p.jp/u/bonjiriya/book/page?id=23&bid=17やったぜ!
シカでした2日前連続投稿19日!
20日が目前に迫ってるよ!
がんばれ私!
https://plus.fm-p.jp/u/bonjiriya/book/page?id=19&bid=17
unknown3日前雰囲気が如何わしいため。ワンクッションありがとう、これで今日も生きていけるきのこてぃー3日前フロジェイの悪ノ召使パロですが、全然違う話になってます。ワンクッションありがとう、これで今日も生きていけるシカでした3日前連続投稿18日目!https://plus.fm-p.jp/u/bonjiriya/book/page?id=22&bid=17Yaki4日前書こう書こう思いつつも…から省いたR18のやつです。文章とはいえ、ちょいちょい直接的なので…ワンクッションYaki4日前書こう書こう思いつつも時間と気力と画力が足りなくてネタをネリネリしてるだけで留まっちゃってるヤツ。せっかくなので世に放出。
タイトルとあらすじ的な
「爆走暴発サンパワー!!!」
ソーラー+ニトロ+クイック+ブラスト
-ある日、いつものように暇を見つけて集まっていた4人組。今日はボウリング行こうぜ!という何気ない一言から4人の休日が始まったのだが、何者かの急襲によってソーラーが負傷してしまう。ソーラーの状態は酷くはないものの、(クイックを除けば)一般のロボットを狙った謎の攻撃を見過ごすことは出来ない。そうして彼らのドタバタな犯人探しが始まるのだった。

「クラッシュのイタズラ紀行」
セカンズ(9~13)ほのぼの
-数年前、純正DWNがまだ5機しか居なかった頃。普段は大人しいが不器用で、中々扱いづらい5体目のロボット、クラッシュは末っ子だった。基地から離れられない、そんなクラッシュの一番の楽しみは、優しい兄機達への「イタズラ」だった。

「おいでませ空中庭園!」
木星旋回/健全イチャラブ
-空中庭園職員は無に近い笑顔だった。原因を上げるとするならば、外から聞こえてくる「ジュピター貴様ァァア!」という、最近はほぼ毎日聞こえてくるジャイロマンの叫び声だろうか。だが、職員は知っている。ジャイロマンは後に笑顔で戻ってきて、その日の仕事に励むということを。

「すたー☆ねばー ぎぶあっぷ!」
重力星/ほのぼのギャグ
-スターマンは悩んでいた。一体どうすれば、1枚も2枚も上手なグラビティーマンに一泡吹かせられるのだろうか、と。彼の「重力」に一つの「星」として逆らえないのは運命なのか?いや、違うはず。あの涼し気な顔を赤に染めてやる!そう奮闘するスターマンだったが、やはり伸し掛かる「重力」には勝てないでいた。


「コピエちゃんとあそぼ!」
オリエ様&幼児化四天王×コピエ/子育て系ほのぼの
-コピーエックスは疲れ果てていた。右腕にハルピュイア、左腕にはレヴィアタン、股間を枕にファーブニル。そして自分の頭はオリジナルエックスの膝の上。オリジナルエックスはファントムを腕に抱え、コピーエックスの頭を撫でながら微笑んだ。子育て、頑張ってるね!
シカでした4日前17日目突破!!
これは20日行くのでは??
https://plus.fm-p.jp/u/bonjiriya/book/page?id=21&bid=17
一之瀬4日前ワンクッションrinsagiri5日前どう考えても当初の本が間に合わないため、せめて何か違う短編で本を…と思って、以前妄想してた間口が死ぬほど狭そうなふわふわ長毛種猫のアロケルくんと飼い主?ロノウェさんの話をですね…死刑宣告を待つような気持ちで、目の前で診察台に力なく横たわる猫を見つめたまま、ロノウェは膝の上で拳を強く握り締めた。ふわふわとした銀色の毛並みの猫に触れ、真剣に診察を続けるアンドラスという名の若い医師は、時折頷いたり、首を傾げたりしながら「やっぱりこれは……」と呟いている。しばらくして、彼は聴診器を外した後、ロノウェに向けて朗らかに笑い、こう言った。
「うん、ただ寝てるだけだね!」
「……は?」
 満面の笑顔を浮かべる医師の瞳は、黄金郷の輝石みたいに明るく楽しげに輝いている。けれど、ロノウェの頭は告げられた内容を理解出来ずに、あまりの衝撃で固まってしまった。
「え……? 寝てるだけ……? いや、あの、コイツ、倒れたままぴくりとも動かなくて……? それが、寝てるだけ……?」
「ちょっと一回深呼吸でもして落ち着こうか、それとも注射でも打つ?」
「いえ結構です!」
 心配と共に挟み込まれる物騒な申し出を丁重にお断りをしつつ、ロノウェは溜息を吐いて診察台の上で大の字になって転がる猫を眺めた。すよすよという寝息と共に上下する毛玉は薄汚れているものの、そっと撫でてみれば規則正しく呼吸をしている。目に見える外傷は全くなかったのだから、体に異常がないならそれに越したことはない。罪もない生き物の命を奪うことにならなくて、本当に良かった。安堵と共に翠水晶の瞳がやさしく細められ、不器用な手つきで猫を撫でる。ほんの少し開いてこちらをうっすら見上げている猫の目は、桃色を帯びた鮮やかな赤だった。ふかふかの毛に包まれた前足が、じゃれつくようにちょいちょいとロノウェの手をつつく。まるでお礼を言っているようにも見えて、ほんの少し心が和んだ。
かわいい
memu6日前ロゴーンさんに大体、うーん他は良いけど文章硬いね〜!って言われちゃうんだけど(C〜B辺り)。珍しくAをくれたのがあって。
地の文に口語っぽい文章混ざってるから、これか!と思うなどした。
珍しくロゴーンに文章柔らかいって言われたやつ。

お前、可愛いって自覚、ある?

ゾヤ局♂

※公式クリスマスイラストの、ゾヤぬい可愛かったね。


 暇潰しに局長にちょっかいをかけに行く、というコンビクトは何人かいて、ゾーヤもその内のひとりだったりする。
 台車レースを開催しても良かったが、ここ数日、彼の顔を直接見ていないことに気がついた。なんせ局長サマはとてつもなく忙しいお人だから。
 派遣任務で気になったことがあるから伝えよう、と理由をつけて彼の執務室へおもむくことにした。
 するとラッキーなことに彼ひとりだけだ。
 数十分の間だけでも、ふたりきりになれるというのは心が躍る。

「ところで、机の上がずいぶんと賑やかだな?」

 ここに来た理由を済ませて、部屋に入ってからすぐに気になっていたことを聞く。
 彼の執務机に、ぬいぐるみが飾ってあるのだ。
 一体だけでなく数体、ころころとした二頭身で頭でっかちで自立できないからか、ご丁寧なことに専用のミニソファにまで座らせている。

「クリスマスプレゼントに貰ったんだ。けど、知らぬ間に置いてあって『あなたへのプレゼントです』とだけメッセージカードが添えられていて差出人不明でね。一応色々調べさせてもらって、何も仕込まれてないことが今日やっと分かったんだ」

 ぬいぐるみの頭をちょんちょん、とつつく局長の表情は嬉しそうだ。

「自分のほうにこいつらの顔、向けなくていいのか?」
「好きな人は喜ぶだろう。それに、後頭部を眺めるだけでも充分……癒される」

 癒される、の言い方にどっと疲れが滲み出ていた。

「あー……、休める時に休め?」
「そうする」

 ほんとか?
 彼は未だに人差し指でぬいぐるみの頭をつつき、撫で続けている。
 よく見ると、『それ』の特徴に覚えがあった。
 淡い青髪の女の子。左目が黒い布で覆われていて、白い服を着ている。

「もしかして、お前がつついてる奴、ヘカテーか?」
「! そうなんだ。他のぬいぐるみもここのコンビクトをモデルにしてるみたいだよ」

 言ったあと『ヘカテー』とは別のぬいぐるみを、大事そうに両手で持ち上げ見せてくる。立っているこちらに対して、座って見上げてくる彼はなんだか無邪気に感じた。

「この子は誰だと思う?」

 暗めのクリーム色みたいな布で作られた髪。前髪の左側が長く、目が少し隠れている。

「まさか……、俺か?」
「そう。すっごく可愛い」
「…………。」

 気に食わない。
 見下ろすこいつは、ずいぶんとにこにこしている。
 局長サマにぬいぐるみを愛でる趣味があったとはな。とか。
 ぬいぐるみとはいえ、俺を可愛いなんて大したやつだ。とか。
 からかう言葉が浮かびはしたが、それ以上に気に食わない。
 どこの誰かも分からない人間の作った、ずいぶんと手の込んだぬいぐるみ。しかも彼にたいそう気に入られている。
 こんなモンに、俺が、嫉妬するとは。
 認めたくないが胃がムカムカしている。

「っ!?」

 感情のままに、局長の顎を鷲掴んだ。

「お前、可愛いって自覚、ある?」

 何が起こったのか分からず見開く瞳が硬直したまま、こちらを凝視している。頬を挟まれた間抜けなツラ。
 それすら愛らしいと思うのだから、我ながら重症だと思う。

「ふあっ!?」

 顔を引き寄せて、唇に噛みついてやった。
 ぽとっ、と何かが落ちる音がする。
 正体がぬいぐるみだと気づいたのは、唇を離した後。

「……な、…………?」
「その腑抜けたツラ、俺以外にぜってえ見せるんじゃねえぞ」

 真っ赤になった顔が、次はどんな表情に変わるのか観察したい気もしたが止めた。

「じゃあな」
「え、…………え!? ゾ、」

 踵を返して執務室を後にする。
 あの部屋でひとりきり、しばらくは俺のことで頭がいっぱいだろう。
 そう考えたら、少しだけ気分が浮上した。

「あーあ」

 じっくり時間をかけて、女として意識せて、仕留めるつもりだったのに。
 ほんと俺は辛抱強くねえ。

「──……明日、会ったらどんな顔すんだろな? あいつ」

 その楽しみができただけ、良しとしてやるか。


 おわり。
kikokiko9296日前プロットみながらどこの部分作ってるか分からなくなってる迷宮…俺得な話だけどね…ワンクッションなるようになる!珪聯(けいれん)1週間前ふと、アゼムからチョコレートが詰まった箱を渡して来た。
「これ、ハーデスにあげる」
と言われ、強引に渡され私は戸惑いつつ、受け取っていた。

横にいたヒュトロダエウスが中身を見てへーっという感じでいて。
「ああ、それね……なんでもミトロン院に頼んでアゼムが作ってもらったものみたいだね。そのチョコの上の花たちは」

私は箱を開けた時驚いたのは、花が乗っていたこと。
どうもその花がミトロンに頼んで作ってもらったもののようで。
白い花弁の花が乗っている。

「ずいぶんと可憐な白い花が……って、思い出した?」
とからかうようにヒュトロダエウスが言ってくる。
私が睨むとヒュトロダエウスが笑っている。

「ああ、そのチョコの意味だけどね……ミトロン曰く、無垢な愛、信頼だそうだよ」
無垢な、愛、だと?
私がその意味に驚いていると、ヒュトロダエウスは、

「なかなか意味深だね。見返りを求めない愛って。信頼って意味では……やはりアゼムからの信頼は得ているってことだね」
と笑いかけてくる。

同じものをヒュトロダエウスにも渡していたので、そちらに聞くと、
「アゼムはワタシのことは、親愛なる、友人へ、らしい」
友人?

私は心のなかで呟いた。
そしてヒュトロダエウスとの差も。
私のが、そこまで大事だといいたいのか、と。

「その結果は不満かい?」
と言われてヒュトロダエウスの方を見返してみたが、そうするといつの間にかにアゼムが戻っていた。

「そのチョコに乗っている花綺麗でしょ。ミトロンに頼んで見たんだけど、ミトロン院の子たちも楽しんでくれて。色々な花が生まれたんだよ」
とても楽しそうに笑うアゼムはいつものアゼムで。
珪聯(けいれん)1週間前急にアゼムからこういうものを用意して欲しいと頼まれた。
それは、花、だった。
食事の上に飾っていても、目を引いて楽しませてくれるものがいい、と。

「それでアログリフが気にしてくれるといいね」
と言われ、私は言葉を失う。
そんな私を見てアゼムは朗らかに笑う。

そんなところが、アゼムを憎めない部分であり。
エリディブスがなんだかんだで甘いところもこんな部分なんだろうな、と。
アゼムも逆にエリディブスには甘々なところがあり。

お互いにそれだけ信頼しあっているのだろうなと。
私の知っているアゼムは、エメトセルクに怒られつつ、そこを宥めて依頼に連れて行くのは、確かに信頼がなければ出来ないことで。

そう思うと、今回アゼムがチョコレートに乗せた花たちは……。
「どうしたの? ミトロンはアログリフからもらったの?」

と聞かれて、そこは関係ないだろうと答えていると、周囲から笑い声が聞こえる。
まさか……。
「みんな知っているよ。ミトロンが誰のことを思っているのか、とか」

私は一気に顔を赤くする。
それを見ている院のメンバーが冷やかしてくる。
「今回のことは私たちから、アゼム様へお願いしたんです。アゼム様も快く引き受けてくれて」

嘘だろ。
アゼムに限って快くとか、そんな部分がこいつに……くっ、こいつのこの笑顔を見て、それ以上言えなくて。

こういう部分がエリディブスが、ラハブレアが黙ってしまうところなのかと、おもっていた。
本当に憎みきれないところが、アゼムのいいところだし、悪い、ところでもあり。
アログリフと仲がいいも事実で。

何度かアゼムの自宅にアログリフと共に呼ばれて食事もしていた。
食事会、と言う感じだったが。
あそこにはエリディブスに、エメトセルク、ヒュトロダエウス、私にアログリフと言う感じで。

そこで気がつくと何度かアログリフと話す機会もあったりして。
「ミトロン、今度アログリフを連れてくるから、準備しててね」
はぁ?

お前は何かんが……。
「楽しみにしててね♪」
と言って去って行くアゼムを見送る以外出来ない私がいた。
unknown1週間前アダムとイヴは最初はアダムのプロデュースでRe:plicareというユニットを組んで音楽活動をするという仕事上のパートナーで後々なんやかんやで公私共にパートナーとなるのですけれど、アダムの気遣いで吸血時に媚薬を牙から流し込んで、そのせいでイヴは淫魔の血が騒いで猫種の時に吸血を受けると強制的に姿が変わってしまうのですけれど、それは制御が利かないから発生することなのである程度慣れてフェロモンも抑えられるようになったら、ライヴの演出でイヴ♂でもイヴ♀でもどちらでもいいので実際に吸血してほしいと思うのです。
わたくしバンギャなのでバンドマン同士の戯れが大好きでして、アダムが女形でベースを弾いているのはわたしの趣味全開で、いや、ギターでもよいのですけれど。
アダム中性的女形とイヴ♂中性的なBLもよきですし、アダム中性的女形とイヴ♀のゆりゆりも2度美味しいですし。
イヴは性別非公開なので知らない人から見ればどちらとも取れるわけですし。いや、身体付きが変化しますけれどその辺りは演出ですで押し通せます誤魔化せます大丈夫、大丈夫。
ハグ、キス、同じマイクで歌うに留まらず吸血まで発展できるとはやはり創作は楽しいのです。絶対ライヴ中に吸血は実現したいのです。せっかく吸血鬼なのでキスだけではもったいないのでがぶっと思いきりやりたいです。
アダムが世間で吸血鬼だと普通に受け入れられているのは『セカイ』という統括する組織が純血種、魔の者の混血種を発見次第監視下に置いているからです。うっかり見つかってアダム自身も娘の一卵性双生児の吸血鬼の混血種の娘たちも監視対象です。見つからずに生きている方々もいますけれど普通の暮らしはできていません。不老不死の技術も存在する世界なので老いないことは珍しくはないのですけれど、検査をされたらすぐに判明するので、しかし逆に天然記念物みたいな扱いなのでそんなに悪い扱いを受けるわけではなく。むしろ純血種は高貴な存在だと崇め奉る集団も存在するくらいでもアダム同様変わり者が多いので見つかりたくない、面倒事だと捉える人たちは隠れて過ごすのでしょうね。(作中ではモブでしかないので適当な扱い)
ラフっぽいものでもできた!‎ と強気に言い張ります!https://poipiku.com/26944/8187289.html
Tam1週間前「・」を読点代わりに使う話ワンクッション頑張って!unknown2週間前女体化についてのお話です。苦手な方はお気をつけください。ワンクッション頑張って!