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フォローする kattan 二次創作BL書き
ここの本来の使い方 みたいなの見ていろいろ考えた。
他のひとの愚痴や悩みを聞くのも、自分にとってはすごく共感したりなんだりできることだったので、正直愚痴でも悩みでも何でも聞きたい。
でも、それだけじゃなくて知識の共有とか、ぼやっとしていたことが知識の集合によってはっきりするのもすごく大事だなって思う。
ひとの文章を読むのもすごく面白い。
普段ふれないジャンルの作品、ここ以外だとまず自分から手を出さないので。
他のひとから与えられるそういうもの全部を興味をもって読めるんだけど、じゃあ自分から文章の表現なんかについての悩みとか疑問とか発信できるか? っていうと……。
サークルの相方とかもなくずーーーーっと一人で書いて一人で校正して一人で文章アップしたり本にしたりを長年続けてきたので、何か疑問を思うことがあっても調べられる範囲で納得しちゃうようになってしまったし、ひとに相談して表現を悩む、ひとからの助言によって自分の表現を広げる というようなこともない。
全部自己完結して終わるようになってしまっているので、閉じた世界で自分は書いてるんだなあ……と妙にしみじみした。
絵と違って書きかけを共有してもっとよくするための意見もらうみたいなの、文章はしにくいのではないかと自分は思ってるんだけど、どうなんだろ。
作業通話とかも文章はしにくいし、画面共有でぱっと映るもんでもないし……
だから疑問や悩みを出せるひとはすごいなあと思ってみていますという徒然なるままのひとりごと。
そうかもしれない
作品の「消費」についてつらつらと


ほんとーーーーーにごく稀になんですが、何気なく言ってもらえる「何度も読み返してます」っていうお言葉がめちゃくちゃ嬉しいんですよね。
え。嬉しい。めちゃくちゃ嬉しい。
自分が好きな作品を延々噛み砕いて咀嚼し尽くすタイプだからか、絵も文も何度も読み返して眺め返しては新たな発見があるのが楽しい。
もしかして自作でもそういう楽しみ方してもらえてたらいいな……ってニヘニヘしちゃう。
絵も文も詰め込まれた萌を、もしかしたらかいたひとの意図とはずれてるかもしれないけど、いっぱい見つけるのが楽しい。
妄想得意ですから。
得意じゃなけりゃ二次創作なんてしてない。

でも、絵描きの仲良しがわりとよく言うことに、「絵は消費一瞬だから」って。
ここでも他のひとが言ってたけど、みんなそんな一瞬だけでいいの……!?
さらっと見るだけで終わるなんてもったいなくない……!???
漫画でも小説でも、二回目三回目と読まないと気づけない伏線だとか対比だとか構造だとかいっぱいあるし、一枚絵だって人によってはものすごい情報詰め込んで前後のストーリーまで想像させてくるよね……!?
服の皺一枚にだってなんらか意味があるかもしれないと思いながら咀嚼しまくって、ご本人からそこまで考えてなかったですって言われることも……多いけど……。
履修してないジャンルだと、「へ~、きれいな絵!」で終わることもそりゃああるけれども。
少なくとも時間かけて描いたんだろうなってわかる好きなジャンルの絵は繰り返し繰り返し見ちゃう。
だから、絵を描くひとにはそういう「消費」の仕方、味がしなくなってもまだ噛むか!? みたいな見方をしている人間もいるよって知ってもらいたいなあ……。
もちろん、好きな小説に至っては最初から最後まで読み返したのちに好きなシーンだけさらに延々リピートするくらいに咀嚼します。
初見の感動はもちろん楽しいが、二度目以降がいちばんうまいんだよ。
うまみがじわじわみっちり出るんだよ。
そして見つかる新たな発見のためにまた歓喜する。

他のひとがみんな自分と同じ感じ方するとは思わないしそれぞれだろうけど、少なくとも自分は言われて嬉しい「何度も読み返してます」をちゃんと伝えていきたいなあと思った次第!
わかりみがすごい
愚痴っぽいのワンクッションわかる、わかるよ……#愚痴ワンクッションお前は俺か寄稿文が全然仕上がらない逃避行動として全然関係ない短文の続き書いたり自分の未来の原稿の続きを書いたりしてもうすぐ一日が終わる
締め切りもうすぐそこだが!?????
気張れよ自分!!!!!
いや、十分すごいよ!
なんなら同国人より韓国人の方がめちゃくちゃ読み込んで詳細な長文感想を日本語で書いて伝えてくれるまであるわかる、わかるよ……海の向こうの人から、本を買った上で日本語そのままだとちゃんと読めないから翻訳用にデータももらえないだろうかという要望をもらって驚いた。
言葉の壁があるから、ぱっと見てわかるイラストや、言葉がなくてもなんとなく雰囲気の伝わる漫画とは違って、海外の人に文章を読んでもらうのは厳しいよな~とずっと思ってきたから。
翻訳なんていう手間かけてまで読んでもらえるの嬉しいなっていうのと同時に、翻訳機かけてちゃんと意味の通じる文章に変換されているのか……? っていう多大なる不安……。
心情描写重視の雰囲気文ばかり書いているので……文法的な規則からはわざと外しているところもあるし……。
大丈夫なのか……(大丈夫なのか)
でもこういうのも、海外勢の多いジャンルだともう一般的になりつつあるのかな……?
自分が狭い世界で生きているので世の中のことがわかんない。
でも広まったらいいような気がする。
おお〜😲
感想いただくとこんなに嬉しいと再確認したので自分も他のかたへ送りたいと思うが、
・原稿(寄稿)
・原稿(寄稿)
・原稿(企画参加)
が全て……終わったらなんとか……必ず……
なんで九月こんな集中してしまったんや( ;∀;)
詰め込んだのは自分です切腹
エライ!



どうせ本買うならリアルのイベントみたいにまとめてわっと届くのが気持ちいいから、webオンリーのときにまとめて買いたいんだよな。
みたいなこと言ってたひとがいて。
次の本楽しみにしてますという言葉を事前にこちらに寄越していたので、こないだの新刊を発行済みなのは確実に知っていると思われる。
でもまだ買ってないことは把握できてしまっている。
(これブースの購入者番号で過去の購入歴とか分かっちゃうし、メッセージもらうと名前まで判明しちゃうからなんだけど)
なのにこないだ、同カプの他のひとの新刊をリツイして買えました!✌️って大喜びしているのを見てしまってなんとなくダメージが……入ったね……。
わかりみがすごい
短文書くときのタイトルは、一見全然つながりなさそうなのに、最後まで読んだらタイトルの言葉の意味が伏線回収みたいにできるのが理想っすね!
めったにうまくいかないけど!

ありがちだと思うけど、
・作中の印象的な台詞
・重要アイテム
・キーワード
・もしも結末後にキャラにもう一言言わせるならこんな台詞
とか、そういうものから無難に決めることが多いです。
でも、私はタイトル考えるのへたくその極み芸人。
ろくに思いつかずにそのまんまやん! と自分でツッコミ入れたくなるような無難すぎるタイトルも多々……。
センスがほしい……。

これは本にするくらい特に長い話を書くときになんですけど、タイトルありきで話を考えることが多いです。
まずタイトル。
書きたい内容にぴったりくるモチーフとか言葉とか、「なんかのときに使えるかもしれないタイトルメモ」からいい感じの言葉ピックアップして、それを繋げてみたり捩ってみたり。
結末をこうしたい! という思いをまずはタイトルに込めて、それからプロット立てていきます。
そうするとあら不思議、最後まで書ききったときに「伏線回収できた!」みたいに端から見ると見えるのです。
タイトル考えずに内容先行でいくと、目も当てられないような無難オブ無難な言葉の羅列しか出てこないので、全く面白味がなくなる……。
どうせがんばって書くなら、手に取ってくれるひとにハッとしてもらえるようなタイトル考えたい……できない……むずい……。
だからセンスがこい……。

タイトルについては永年修行の身なので、他のひとの同人誌とかのすてきすぎるタイトル見ては「ほえぇぇぇぇ!」と唸り散らしています。
みんなすごい。
天才!
9月のお題の短文、感想もらっちゃったヒャッホイ!!!!
嬉しいありがとうございます……すごく……嬉しい……😭
手癖でどんどこ書いちゃうので深く考えてなかったりするのに、細部まで読んで感じていただけている……😭感動の巨大落涙

弟子の方から師匠に向けてくそでか巨大感情もってるようなのが好きで、師匠の行動の全部全部眺めていたいんだ! っていう弟子が好きで……。
でも、師匠の方も外面と違う素を弟子には平気でいっぱい見せちゃうような……この……身内感というか……
でも、戦闘や訓練になると一切の手加減しないし全力でお互いぶったぎりにいくような戦闘狂なところとかのギャップとか……
書きたいけどちゃんと表せてるか??? って思うところを感じていただけているのが感無量です!

っていうか、まず読み取り力と感想にしたためる力がずば抜けてすごいですね!???
こんなに丁寧な感想……すごい……触れてないジャンルの作品でもこんなふうに読んで書けるんだ……って平伏五体投地バアン!
本当にありがとうございました!
勇気だしてタグつけてよかったです……!😆

ところで普段弟子のこと苗字呼びなイメージが多いので、「慶さん」という呼び方にものすごくどきどきしちゃった……
作中で今度「慶さん」呼び誰かにさせようかと思うくらい……!
応援してる!
9月のお題参加! 「指でなぞる」より
WTの弧月師弟。BL要素ありご注意。
普段生息している垢では全く書かない好きなジャンルをここでは書けて楽しい。
このひとのかたちをなぞりたい。
 俺にはふいにそんな欲求が現れることがある。いや、現れるっていうか、湧いてくるっていうか。いや、あふれてくるっていうのかな。
 なぞりたい。たどりたい。それを俺が再現したい。他の誰にもさせたくない。俺がしたい。絶対にしたい。俺だけに許してほしい。


 このひとには明確なかたちがあるんだと思う。
 強くて、大人で、逞しい、頼もしい。俺たちのてっぺんに立って、最善の指揮を執る。ボーダーの本部長。
 何も肩書きがすごいからってわけじゃなくて、このひとは本当にすごいんだ。全体の状況を俯瞰して、的確に指示を出す。でも、現場で動く人間の直感とか判断が大事だってことも身をもって知ってるから、指示は出すが自分の判断でも動けなんていう指示を出すこともある。責任は俺がとるって、普通の人間にはおいそれと口に出せない言葉だよな。
 このひとの、明確なかたち。
 強くて、周りから尊敬とか信頼とかを集め放題に集めてて、やっぱり現場からの支持がいちばん高い。派閥のあれこれで全員から好意好感をもらってるわけじゃないだろうけど、それでも信頼は強い。だって、信頼できない人間なんかに命預けられるかよ。や、戦闘のときはトリオン体だからよっぽどのことがなきゃ死んだりはしないけど。でも、やっぱり俺たちは命を預けてるんだよ、このひとに。
 本部長で、ノーマルトリガー最強の男、なんて呼ばれてて。今はめったに現場なんて出ることないけど、一度出ればどんな敵にだって絶対に怯みもしないし、絶対に負けたりしない。なのにその時々が、俺のいないところばっかりで起こるんだから世の中は不公平だ。本気で戦う忍田さん、訓練のときだってもちろん真剣そのものだけど、やっぱり敵を前にしたときは、なんていうか、気迫が違う。俺が弟子になったばっかりの頃は一緒に現場に出ることもあったから、俺はいつまでもあの忍田さんを覚えてる。忘れられない。
 出会ったときからずっと俺の憧れで、目標で、だけどずっと敵わないまま。いつかは一本、誰にも文句言わせないくらいに鮮やかに取ってやるのが目標だけど、師匠であるこの人に言わせると一本程度じゃ駄目だ、ちゃんと勝ち越せるようになれって。勝ち誇った目で言うんだから嫌なひとだよ。
 や、大好きなんだけど。
 でも、そういう顔してみせるのは、負けず嫌いの俺がその方が闘志燃やすだろうからって思ってるからだ。『ぜってーいつか倒してやる!』っていうのは初めてこてんぱんにのされたときの俺の台詞で、忍田さんはそれを面白そうな顔して聞いて、それから『十年早い』って笑ったんだ。でも、なんでだかそのときの俺は、ああきっと俺はこのひととその十年を一緒に過ごすんだろうなって、そんな関係ないことを考えて、確信した。だって、どうせ一緒にいるなら強いひとがいい。俺はとにかく強くなりたくて、誰にも負けたくない。負けたくないからには強くならなきゃならなくて、だったら強いひとのそばにいていろんなことを盗めばいい。こうやって打ち合うだけでも学ぶことはたくさんあるんだ。打ち合ったところで全部いっぺんに吸収できるわけじゃないけど。でも、やっぱり俺の中の糧にはなる。何よりいちばん、俺の心が負けたくないって訴えるから。刺激は強い方がいい。
 結局俺はこのひとの弟子になることになって、全部全部盗んで奪ってやろうと思ってたのに。「最強の男」なんていう呼ばれ方すら俺のものにしようと思ってたのに。今でも奪い取れないどころか、俺の気持ちっていう全然別のものを奪っていってしまった。罪なひとだけど、本人に全く自覚がないから困るんだ。
 でも、弟子として懐に入れてもらうようになって、このひとの別のかたちも見えてきた。別に隠してるわけじゃないだろうけど、このひとが他には見せないかたちっていうのがある。外に見せるのとは違うかたちが、このひとにはあるんだ。
 案外、だらしないところがある。忙しさに負けて家の中は荒れたままなんていうのも結構あって、俺には隊室ちゃんと片付けろっていうくせに、自分の部屋は雑然としてるなんていうのもしょっちゅう。お前のところの混沌具合と一緒にするなって言うけど、いや、あれは結構なもんでしょ。
 自分でつくる割には料理は大雑把。いや、無頓着? 体が資本なんだから成長期の子どもはたくさん食べろって言うわりに、お互いの好物ばっかりで埋め尽くされる忍田さんの家のテーブルに俺はいっつもにやにやしてた。俺はわりとなんでも食べる方だと思うけど、好物頬張ってるときの俺の顔が好きなんだ、きっと。にこにこ微笑ましい顔で俺を眺めてる忍田さんの顔、俺の方だってこっそり眺めてるんだからな。
 酒には弱くて、すぐに真っ赤になって舟漕ぎ出すし。ボーダー最強の男が幹部最弱レベルってどういうことだよって、俺はそういう情けないところも好きだったりする。師弟揃って酒に弱いなんてなって林藤さんにはからかわれるけど、林藤さんと比べたらたいていの人間は弱いに分類されてしまう。そんなとこまで師匠の真似しなくていいんだぞって、何気に隊服のこと弄るのはやめてほしいんだけど。でも、同じだとか似てるとか言われるのは、うん、悪くない。このひとのかたちをなぞれてるって思えるから。
 このひとの、かたち。
 みんな、誰でも知ってるかたちももちろんだけど、それ以外の、俺だけが知ってるかたち。それを俺はなぞりたい。なぞって、もっと理解して、なぞり尽くして、俺のものにしてしまいたい。これから先もずっと俺だけが知ってるものとして。
 お前は俺の弟子なんだから好きに盗めばいいって、差し出してくれる以上のこのひとのすべてをなぞり尽くしたい。
「ねえ、忍田さん」
 なんだ、慶、って。俺にだけ見せる気安さとぞんざいさと、優しさと、あまさ。腕つかんでも振り払わないどころか耳傾けるために俺に寄せてくれる体、その全部をなぞりたい。ついと掴んだ腕をそのまま指で撫で上げたらどんな反応するだろう? どんな顔をするだろう? 驚く? 怒る? でも、不思議と嫌がって強張る顔は想像できないんだ。何ふざけてるんだって呆れ交じりに叱る顔は浮かぶけど。でも、もしかしたら、もっと違う反応だって見せてくれるかもしれない。俺がいつも素を見せてくれるこのひとにどきどきしてるみたいに、俺のことだってそう思ってくれるかもしれない。いや、まだ早いのかな。もっとこのひと近付けたら。もっとこのひとをなぞりきって、なぞるだけじゃなくて越えられるようになったら。
 本当に、この指先で。
 あなたをなぞり尽くしてもいいですか。
次のオンリーあわせの原稿の予定を立てた!
前にwebに上げた話の続きを書いて本にするぞ、オー!( ੭ ・ᴗ・ )੭
ということでケツ叩きのためにここに進捗垂れ流させてください……。
TLに流したところでたいして反応もらえるわけでもないし、ここの方が見守られてる感がある……ので……
今日は43381文字。
ちょっとここ数日体の不具合が出てしまったので全然進められてない。
でも負けない。がんばる。
今、受が自分であなほぐししてるところ。
はやく次の段階まで進めてあげたい……。
応援してる!
せっかくお題チャレンジするなら時間決めてテキストライブでもするか……と思っていたはずなのに、簡単箇条書きプロットを作っているうちに本文を書き出してしまいそのまま完成まで至ってから、「あれ? テキストライブは?????」になった粗忽者。みなさんの読んで、あんまり意識したことなかったけど自分はどうかな~と考えてみた。

映像じゃなくて静止画かもしれない。

一枚絵が頭の中に浮かんでいることが多いような気がする。
キャラの動きとか姿勢体勢とかも、静止画思い浮かべて無理がないかどうか確認してる……ような……?
でも、特に絵が先に思い浮かんでなくても言葉がするする出てくるから、画像映像にとらわれずに書いているのかもしれない。
いや、深層では思い描いているのか?
でも動いてはいない……でも台詞なんかは動いてんのかってくらい勝手に湧き出して喋り出すことも多い。
わからん。
絵よりも言葉ありきなタイプなのかなあ。
わからんが、映像浮かぶひとの感覚いいなあ味わってみたいなあと思う。
いいなあ。
味わってみたい。
なるほど
お題参加! サイダーで!

二次創作BL要素有
某異界の住人と若者たちが戦う系作品より
孤月師弟。
ワンでライしたくらいの殴り書き。
こくこくとペットボトルから液体が注がれる音、というのが、昔から自分は好きだったような気がする。透明のグラス。しゅわしゅわと細かな泡をその透明にはりつかせているさらに透き通った液体。薄い黄色だったり紫だったり鮮やかな黄緑だったり、色はいろいろあったけど、やっぱり完全に透明なのがいちばん好きだった。だってはりついた泡がいちばんよく見える気がするから。ガキだったころにはこのどこからともなく現れる泡が不思議で仕方なくて、ボトルの中では見られないのになんで浮かぶんだろうって目を輝かせてた。氷を入れるともっと泡立って、そんなことにまでいちいち目を見開いてはしゃいでた。俺、あんまり頭はよくないけど、好奇心だけは旺盛な子どもだったと思うんだよな。
 好奇心。好奇心だよな、やっぱ。
 どうしてだろう、なんでだろう、理由を知りたい。そういう思いから突き動かされることがとても多いんだ。
 目の前のこの人に対しても、そう。今はのんきにサイダーなんてコップに注いでるけど、俺の師匠はとにかくもう、言い表しようがないくらいに強い。めちゃくちゃ強い。ノーマルトリガー最強の男、なんていう称号をいつになったら俺に譲るんだよって呆れたくなるくらいには強いままだ。
まだボーダーに入ったばかりのころ、訓練生の中では結構俺は飛びぬけてて、たぶんちょっとばかりは調子にのってた。そんな最中に出会ったのがこんなひとで、俺はもう、とにかく驚いたんだ。こてんぱんに叩きのめされたけど、わりとそんなことはどうでもよくて。剣の筋のあんまりにも迷いなく綺麗な様子に釘付けになっていたのもある。
 どうしてこんなに強いんだろう。何が俺と違うんだろう。なんで俺とは違うんだろう。どこが違うんだろう。このひとの強さの理由はどこにあるんだろう。好奇心の塊になった俺を、そのひとはおかしなやつだなって笑い飛ばして、それからわしわしと頭を掻き回すみたいに撫でられた。悔しくないのかって聞かれた。負けたこと自体に対する悔しさはもちろんあるけど、悔しさよりも勝ったのは好奇心だ。だって、どう考えても大人で戦闘経験豊富なこのひとに俺が敵わないだけの理由はたくさんあって、実力もないのに悔しがってばっかりいても仕方がない。そんなことよりもう一度。模擬戦でも何でもして、このひとの強さを知りたい、もっと知りたい。強くなるのなら、そっちの方が絶対に近道だ。そんなようなことを言ったらこのひとは、ふむ、と考え込んで、それから。
「きっとお前は強くなる」
 そんなことを言うものだから。
「あんたが強くしてくれるの⁉」
 俺は目を輝かせて言ったんだ。それからなんとかこのひとに追いつこう追い越そうと、このひとの強さを解き明かそうと俺は必死にやってきた。とりあえずは攻撃手のトップまで昇りつめたけど、このひとにだけ負け越したままだ。
 まあ、そんな最強の男が、今は俺の目の前でなんだか楽しそうにサイダーなんてものを注いでるわけなんだけど。グラスは二つ。暑い夏の盛りだから冷たいもんが喉越しいいのはわかるけど。これがもう少し遅い時間で明日の俺が講義もなくてなおかつ非番なら、注がれるのは揃ってビールなんだけど。残念ながら明日の俺には朝一の講義はあるし、非番でもない。二人揃ってアルコールには弱いからどうせ量は飲めないけど、俺は「大人」だからできることをこのひととするのが好きなんだけどな。出会ったころには許されなかったいろいろが、今やっと許されるようになって、このひと自身に許してもらえるようになって、俺は嬉しくて仕方がない。このひとだって、弟子である俺の成長を叱り飛ばしつつも喜んでくれてるとは思うんだけど。喉渇いたって言ったら、出てきたのはサイダー。しかもやたらと嬉しそう。
「なんで忍田さん、なんか嬉しそうなの」
「ん?」
 忍田さんが首を傾げる。いい歳したいい立場のある大人がそういうかわいい仕草むやみにするの、反則だと俺はいつも思うんだけど、このひと完全に無意識だから困るんだよ。いつでも凛々しくてかっこいい本部長、を貫き通してくれればいいんだけど、このひとのこういうかわいいところのギャップを他のやつが知ったらなんかいっぱい寄ってきそうで困るんだよ。ただでさえ尊敬だの憧れだの向けられてんのに。
 俺の内心なんか当然のことながら全く知るはずもないこのひとは、にこにこと機嫌よく笑っている。なんでって、って俺に顔を向けて。
「お前、昔からサイダー好きだろう」
 この時期は訓練のあと決まってこれだったろうって。
 うん、好きだよ。好きだ。俺の好物差し出して、そうしたら俺が喜ぶと思ってるかわいい忍田さんが。どうにも出会ったばっかりのころのイメージがいつまでも抜けなくて俺は子ども扱いされがちだけど、でも、そこにあるのがこのひとの愛情だってわかるから、なんだかんだで俺も満足はしてる。……しちゃうんだよなあ……。
 はあぁぁと盛大な溜め息をついて、机に突っ伏する。おいおいどうしたってきょとんとした忍田さんの顔を、サイダーが並々注がれたグラス越しに見る。
 グラスは二つ。それなのに、俺側に置かれたサイダーは並々溢れそうなほどで、もうひとつはそうでもない。ついでに言うと、まだ半分以上中身が残ってるでっかいペットボトルが置かれた位置も、随分とこっち寄り。これってさあ。
 無意識でするから、ほんと困るんだよこのひと。
「飲まないのか?」
 好きだろうって。
 ああはいはい、好きです、大好きです。顎を突いたまま上目遣いに見上げると、俺のために注がれたたっぷりの愛情の向こうに、しゅわしゅわいう泡に飾り立てられてにこにこ笑うひとがいる。
「……サイダーで、よかったな」
「うん?」
「……なんでもない」
 今目の前にあるのが無色透明のサイダーでよかったなって。変に着色されたんじゃなくて、このひとのそのままの笑顔をこうやって見つめられるから!
お題タグ参加したくて書きました!
「朝寝坊」より

ジャンルは某異界の侵略者と若者たち戦う感じの漫画から。
弧月師弟の弟子×師匠。
一応事後なのでご注意を。
ピピ、と高い音が響いた。白い天井に小さく跳ね返って俺の額に降りてくるようなそれは、頭の上の方で鳴っている。
 アラーム。こんなアラームにしてたっけ。てか、今何時。普段のそれと違う音に違和感を覚えつつ、ふあ、とあくびをしながら腕を伸ばす。四角い時計の上にあるボタンを押せば、この電子音は止まるはず。手探りでいつもの辺りを探るけれど、目標とするものになかなか行き当たらない。
 おかしいな、どこかに動かしたっけ。ぱたぱたと手のひらは空を切るばかりでアラームの音は鳴り響いたまま。もうさっさと起き上がればいいんだろうけど、どうせ昼からの講義までにはまだたっぷり時間あるし。いや、でも、講義の前になんかするじゃなかったっけ。本部に寄って、模擬戦の約束を、……。
 ぱちりと目が開いた。そうだ、模擬戦。忙しすぎてめったに付き合ってくれない師匠がやっと時間を作ってくれることになって、俺は有頂天で師匠に抱きついたんだ。どこでって、そりゃあもちろん師匠の、忍田さんの部屋のベッドの上で。
 体が動かなくなっては困るし、落胆するのはお前だろうからちゃんと加減しろって。俺よりさらに体力おばけのくせにそんなこと言って、それでもしたいって言えば仕方ないなと頷いてくれた。昨日の忍田さん、連日仕事ばっかりでろくに帰ってもこれてなかったからかさすがの忍田さんでもくたくたで、でもその分敏感だった。いっぱい感じて喘いでくれて、加減しろなんて言われてたのが吹っ飛ぶくらいには。
 あれ。じゃあここ、俺の部屋じゃない。時計どこだ。音うるさい。
 あれ。じゃあ、ここ忍田さんのベッド。じゃあ、
「……」
 すうすうと静かな寝息を立てているひとが、すぐ隣に背を丸めて横たわっている。こっちを向いてる。ゆっくりの呼吸が胸を上下に動かしてて、本部長の顔してるときにはぎゅっと寄ってることもある眉間がふんわり緩んでいる。きりりとした顔はめちゃくちゃかっこいいけど、気の抜けた顔はめちゃくちゃかわいい。
 普段ならアラームひとつで飛び起きるじゃん。まだ鳴り続けてるのにぴくりとも反応してない。
 そうだ、アラーム。身を起こして見回すと、俺が手を伸ばしていたよりももう少し右の方に時計があった。パチリとボタンを押して、音が止む。それでも、隣に眠るひとはまぶたをぴくりともさせない。
 疲れてたもんなあ、昨日。それなのに俺がしつこくした自覚があるから、終わりの方にはもう本当にくたくたになっていた。でも、普段はきりっとした目がとろけて潤んでこぼれそうになってるのがかわいくて愛しくて、我慢できなかったんだ。だって、模擬戦もそうだけど、こうやって一緒にベッドに入るのだって久しぶりだったんだ。久しぶりの忍田さんだって思えば仕方ない。それに、仕事の邪魔にだけはなりたくないからここまでちゃんと我慢してきたご褒美くらいはあってもいいだろ?
 そっと手を伸ばして額に触れる。短い前髪はさらさらで、掬おうとしても掬ったはなから零れてしまう。
 触れても、起きない。他人の気配には敏感なひとだけど。……俺なら、いいのかな。このひとの愛弟子で、体にふれるのも許してくれた俺になら、いいのかな。
 危機感もなくすやすや眠って、触れられるがままにされて、それでも起きないし怒りもしない。やめなさいって叱られながら、本気じゃあないそれをものともせずにじゃれ合おうとする俺を仕方なく受け入れるこのひとの優しい呆れ顔、それすらなくて。穏やかな顔。俺には見せて、独り占めさせてくれるの。
 起きなくていいのかな。……まだいいか。俺は講義は昼からだし、このひとは俺に付き合って模擬戦してくれるっていうくらいなんだから、きっと午前に外せない予定はないんだろう。
 だったら、いいか。もう少しだけ、この顔を独り占めしていても。
今住んでるジャンルは字書きの数がそもそも多くて筆力すげーーーー!ってなるひとがいっぱいいるし、自カプ界隈は大手絵描きがわりと「小説好き!」って言うひとも多いからありがたい話なんだろうと思うけど、反応でみるとやっぱりリツイもいいねも格段に字は少ないんだよなあ。
交流盛んで筆力高い字書きでも。
大手絵描きがお勧めしてくれたところで読み手は絵を求めているから字はスルーだし、いいねはされてもリツイされないと人に勧めたくなるほどではないのか……ってなる。
絵はガンガンにリツイするひとも、字はあんまりしないのよく見る。
また卑屈なことを言って……と自己嫌悪するけど、何度字とはそういうものだと納得したつもりでもひょんなことでぶり返してしまう。
数の評価の見えない世界にいきたい。
うるる😭
Twitterだと交流盛んにしてるひとにはいいねもリツイもつきやすいんだろうなあという印象。
私は左右固定なので逆リバごめんなさいなんだけど、どちらとも広く交流してるひとは私の観測範囲ではリツいね稼いでる感じ。
それからやっぱ積極的にひとの作品に反応したり絡みにいってるひとには反応多いかなぁ。
当たり前か。
私はいろいろあって交流盛んにするの控えるようになってしまったので、まあ反応数はさらにお察し……って感じですね。
もっと怖がらずに交流できると多少はよかったかな……
わかる、わかるよ……
イベントに合わせてものっそいどすけべな内容で突発コピー本を作ろうと思った矢先に感染者数爆増で宣言が出てイベント参加が吹っ飛んだので作ってもな……ってなってしまった。
元々予定してた新刊は通販頒布でいいけど、コピー本なんて通販に載せる意味あるのかな……匿名配送だと送料が本体の三倍かかるし……っていう。
コピー本は現地に行った人間が買えるご褒美!みたいに思ってたけどこのご時世だと現地にいけるひとなんてごくわずかだし、むしろ安全策をとったら人の集まるところになんて行かない方が良識的だし。
他の人の本ならコピーでも送料高くても何がなんでもほしいと思うけど、自分のがそんなに求められてるわけでもないしなって思うと本作りそのものを躊躇ってしまう。
でもコピー本作るのも好きなんだよな~~~🙄
kattanさんのやる気に変化が起きました!応援してる!