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にしめ9/10 21:21Twitterで 「#自分の絵柄の特徴あげてもらってそれを全部封印した絵を描く」 というのが流れてきて、これ文章でやってみてえ~!!と思いました。とても練習かつ頭の体操になりそう。特徴を教えてくれる人が現れるのかはわかりませんけども……
(しかも文章、文体の特徴ってことだもんな?絵よりも指摘が難しいような気もする)
わかる、わかるよ……それいいね!それいいね!せっかくなので文章とタグ置いてみます!もし特徴らしき点があったら指摘していただけると嬉しいです。
原稿の合間に意識して手癖で書いた文章です。



【注】
・BL二次創作
・ドリフェス!の勇圭です
・二人は二人組アイドルユニットとして活動しています。リップクリームを口移しでつけててもおかしくなさそうな距離感です。


1 (800字程度)
 スティックのものは早々にやめた。何往復も塗りたくるのがなんだかばかばかしくなったからだ。
 それで買い換えたリップバームは思いの外減りがはやい。当たり前だ、二人分だから。
 多めにすくって、くちびるにのせる。その一挙手一投足にちくちくと刺すような赤い視線がまとわりついて居心地が悪かった。半分は自分の保湿のためではないので、なじませることはせずにその視線と真正面から向き合う。てかてかとつやめくくちびるは、意識してしまうせいか、腫れているように錯覚する。
 ふんぞりかえるように膝を広げてソファに沈む勇人はまるで王様だ。どっしりと構えて、圭吾が手を焼いてくるのをただ待っている。何であろうと自らの手を下さないというのは、逆に言えば臣下への信頼だろう。開いた足の間のわずかなスペースに膝をついて、勇人の肩に手を置いて身を乗り出す。
 微動だにしない身体に反して、顔だけは圭吾を追って上を向いた。顎をそらし、くちびるは真一文字に結んだまま、仏頂面で圭吾のケアを待ち構えている。こんな体勢で見つめあうことになれば、それがいくら近くに居慣れた相方だと言ってもさすがに顔の熱が上がってしまうのは当然のことなのだ。
「勇人。目、閉じろって」
「んだよ、かわんねーだろ」
「オ、レ、が! 恥ずかしいんだよ!」
 閉じないならやんないからな、と言うと、勇人はしぶしぶ目蓋を下ろした。引き換えに眉間にシワが刻まれるのは癖なんだろうか。まつげの少しも震わせずにじっとしている勇人に顔を近づける。何よりも先に鼻の頭が触れて、それ以上先にいくために傾きをつける。
 勇人が何度もねだるせいで結果的にこまめに保湿をするようになったくちびるは、いつ触れてもしっとりと滑らかだ。でも。
 バームでベトベトになったくちびるを、勇人のそれにぺたりとなすりつけてやる。ガサガサの角質の感触がないことが、ほんの少しおもしろくないのはなぜなんだろう。
2(1000字程度)
続きです。お好きなところまでどうぞ。


 ぺとりとそれがくっつくのと同時、花のような香りに囲われた。昼間とは違う、香水のない風呂上がりの圭吾の香りだ。頬にまばらに落ちる細い髪、誰に言われなくとも手入れの行き届いたくちびるの感触、それらが花の甘さと混ざると目の前の存在が突然ひどく儚いもののように感じられるのはなぜだろうか。
 薄目を開けた。蛍光灯は逆光のはずなのに、金色の睫毛が震える度にきらきらと光る。圭吾はここにいるし、遠慮なしに肩を掴んで体重をかけてくるし、自らの「仕事」に熱心にしている。目を閉じる前は言葉の通り恥ずかしそうにしていた圭吾だったが、いざ触れてしまえば自らも目を閉じて堪能しているような表情だ。安心したような、切ないような。他の場面で見たことのない顔は相方の特権だと思っている。
 少しずつ位置を変えながらスタンプでも押すみたいにくっついて離れてを繰り返していたくちびるがほんの少し開かれて、下唇をぱくりと食んだ。丁寧に、まんべんなく、言われたことを完遂しようとするのはいかにも圭吾らしい。
 啄むような動きに、ちゅ、とリップ音がついてくる。「王子様」のキスとは程遠い粘着質で事務的な作業とのギャップに、勇人の気分は少しずつ妙な方向に曲げられていくようだった。自由なままの両の手を圭吾に触れさせたらどんな反応をみせるんだろうか──手を重ねてみたら、頭を抱いてみるなら、背中を撫でてやるなら──、もしくは、この体勢を逆にしてみるなら。自分からくちびるをくっつけてみるなら。
 その表情も、反応も決して悪くないものだろうと。想像すると腹のあたりがそわそわとむずがゆくなる。悪くない。今すぐにでもそうやって触れてみたい。
 無意識に身じろぎして、くちを開けて指先の神経を研ぎ澄ませる。
 しかしそこで圭吾は離れていった。
「はい、おわり。満足したか?」
「おー……サンキュ」
「じゃあさっさと風呂入れよ。明日も……ん、なんだ、その手」
 圭吾の視線がふと落ちる。追いかけるように手元を見ると、中途半端に浮いた自分の手があった。
 圭吾を引き留めるような形で止まっていたそれを何事もなく膝におろす。
「べつに、なんも」
「そうか……」
「おー」
 まあこの先いくらでも機会はある。むずむずとした気持ちはくすぶらせたまま、勇人はのそりとソファーから立ち上がった。
わーーーーーい!!コメント頂けた!!ありがとうございます!!タグもつけてみた!
自覚して気にかけているところとうまいことできなくて気にしているところ、意識していないところ、と指摘して頂けてなるほどな……と興味深いです。こういうフィードバックとてもありがたい……!!
とても余談なんですが、某Jのつく現実のアイドルにはリップクリームを口移しするなんて人たちもいるそうで……現実はこわい(BのL的な関係性ではなく、関わり合いの濃さの結果だと思いますが)
頼む、続きが読みたい!ぐはっ😍お読み頂きありがとうございます!
調子に乗って続き貼りますね!見切り発車で思いついた時に書いてるのでどこまで続くかは全く不明です。
そのうちくっつくと思うんですが、くっつく所を書くことが目的ではないため途中で力尽きてしまうことが多々……。この話ならチューがしたいからチューするという関係になるとこまでは書きたいかなあ。。



3 (1000字弱)
「おい、けーご、くち」
「はあ?」
 あまりにも足りないその単語の並びの意図を容易く察して、圭吾は顔をしかめた。というか、そもそも、買ってきたばかりの翌朝のパンを冷蔵庫にしまってるときにかける言葉ではないと思う。
「どうしたんだ勇人。ここは楽屋じゃないぞ」
「だからなんだよ」
「嫌なんじゃなかったのか」
 勇人はわずかに目を見開いたが、後ろめたい様子もなく視線は逸らされなかった。見つめ合ったまま妙な沈黙が流れる。
 くち。つまり「くちびるにリップクリームを塗れ」という要求。圭吾が勇人に言い続けていたことだったのに、いつからか逆転してしまった。
 まがりなりにもアイドルなんだから、最低限のスキンケアぐらいやって欲しい。そう思っていくら口すっぱく注意しても、買って持たせてやっても、押さえつけて塗ってやっても、どれも拒否されて結局よく歌う勇人のくちびるはがさついたままだった。それが何故か圭吾のくちびるからなすりつけられるのだけは受け入れるようになり、最低限仕事のときぐらいはケアしろよ、という言いつけを律儀に守るところまでは来たのだけれど。
「こまめに塗れって言ったのは圭吾だろ」
「そ、そうだけど……」
 責任が自分に帰ってくるようで閉口した。
 口移しでリップクリームをなすりつけるというのは限りなくキスに似ている。ただし、オレたちはキスするためにキスするみたいな、そういう関係じゃない。あくまで仕事の一環として必要なタイミングでやっているのだ。圭吾の自宅というプライベートの空気の濃い場所でこなすことを、今までと同じ枠には当てはめられそうになかった。
「寝る前も塗れって言ってたろ」
「なんで覚えてるんだよ……」
 しかし勇人は容赦ない。当時は生返事に終わったことばをなぜか今さら蒸し返され、しかもそれが嘘だったというオチもなくてなぜだか追い詰められた気分だ。しかしまあ身体のメンテナンスへの意識が芽生えたと思えば、それはむしろ喜ぶべきことか。断る理由はみつけられなかった。
「……はあ、わかったよ。じゃあ寝る前な」
「あ? すぐやんねえのか」
「フロ入ったら落ちるだろ……なんだよその顔」
「べつに」
「こまめに塗れって言いたいんだろ……わかったよ。好きなだけ塗ってやるから、そこ座ってろ」
「おう」
 ソファに向かう勇人の足取りがどこか上機嫌そうで、まんざらでもない気持ちにさせられた。
 こうして、理由は少しずつ溶けていく。
文体封印チャレンジやりたい!と思ってから体調崩してしまったので全くできてないんですが……この時に指摘していただいたことを文章書くときにわりと思い出すので、頭の体操感があり、文章の内容の密度も上げられている気が……しなくもなくも……ない……自信がなくなってきましたが……そんなにすぐになにかが変わるわけではないですからね!!精進します
ご指摘いただけるのは本当にありがたいなと思った次第です。感想本当にありがとうございました!
文体封印というにはお粗末なんですが、敬体で書いたことないな~と思い書いてみました。敬体にすると言葉づかいも動作や状況の分解の仕方も変わる気がして、お、おもしろい……。
内容はツリーとは関係ない話ですが、登場人物やカップリングは同じです。
1,800字ぐらい





 ぐるる、とお腹にひびく低い音は、からだの中から聞こえてくるようでした。海底に埋もれた宝物を探すように抱えたギターを鳴らし続けていた勇人くんは、あらがえない浮力に導かれるようにして、ひとつまばたきをしました。まなうらに描いていた深い闇は一転、蛍光灯がまぶしく光る、見慣れたリビングルームへと姿を変えます。渦を巻くような音の中に沈んでいたので、静けさがより際立って鼓膜を打つようでした。
 まだ心臓がどきどきしています。うずくまるようにギターを抱えてかき鳴らしていただけだというのに、勇人くんはまるでほんとうに海底に潜っていたように息が上がっていました。曲作りとは、頭だけでなく体力もすりへるものなのです。
 勇人くんは音楽がだいすきです。何時間でも音の世界にのめり込んでしまいます。でも、限界はありました。 
 はらへった、と心の中でつぶやくと、勇人くんはゆっくりと首を起こしました。がらんとした部屋のなかには誰もいません。この家のあるじ、圭吾くんの気配はずっと感じていたはずでしたが、いざ見渡すと勇人くんが背もたれにしていたソファーに文庫本がひとつ置かれているだけでした。きちんとしおりが挟まれているのは慎くんから借りた本だからかもしれませんし、長い時間席を外すつもりだったからかもしれません。勇人くんにはわかりませんでしたが、またぐるる、とおなかが鳴ったので、とりあえず食べるものを求めて立ち上がりました。
 すると、どうでしょう。ダイニングテーブルの上にはこじゃれた箱が広げられていました。ほのかにあまい香りもします。八等分に仕切られた箱のそれぞれには、薄紙に守られるようにしてきれいなかたちのチョコレートが並んでいました。
 チョコと言うと圭吾くんはおこりますが、勇人くんはおいしいのだから名前にこだわる必要はないと思っています。食べる順番だってそうです。右から二番目だけが空いている小さな区画たちの、いちばん近いところに手を伸ばしました。
 ちょうどその時です。
「あっ、こら!」
 猫の盗み食いに居合わせたような言い方で、背後から声が飛んできました。ふりかえると、グレーのスウェットに身を包んだ圭吾くんがぱたぱたとスリッパを鳴らしてかけよってきます。赤らんだほっぺたに、シャンプーのにおいがふわりと漂って、お風呂から出てきたのだとわかりました。垂れた目尻を厳しくつり上げていたのはほんのわずかな瞬間だけで、あきれたように、もしくは安心したようにふうっと息を吐き出すと、圭吾くんの表情はみるみるやわらいでいきました。
「集中してたな。腹へっただろ」
 そしてチョコの箱を手にとると、どれが食べたいのかと尋ねてきます。適当に指をさすと、「それはオレが食うから、こっちな」と、勇人くんの指がよごれるのを嫌ってか、しろくてながい指先が隣のひとつぶをつまみ上げました。 口に近づけられたのでぱかりと開くと、遠慮なくチョコレートが押し込まれました。
 今までにたくさんのつまみ食いを重ねてきた勇人くんのことです。圭吾くんのように饒舌な品評を並べられなくとも、舌の上でとろける甘さは今までに味わったことのないものだとすぐにわかりました。目をみはる勇人くんを前に、うまいだろ、と言いたげな圭吾くんの視線も満足げです。
「もうひとつ食べるか?」と言いながら戻っていく指の先に溶けたのこりがついていることをめざとく見つけた勇人くんは、圭吾くんの手首を捕まえると、ぺろり、とその指先を舐めとりました。わずかな量でも、じんわりと余韻がからだをひたしていきます。
「ぎゃっ」
「うめえ」
 思わず口にして圭吾くんの方を見ると、お風呂上がりよりも肌を真っ赤に染めて、ぽかんと固まってしまっていました。うるうると揺れる瞳に誘われて、なんとなくくちびるを寄せました。歯を磨いたばかりの圭吾くんのくちびるは、ミントのさわやかな香りがして甘くはありません。しかしどうしてか空っぽのお腹にたまっていくような心地がします。
「……そんなに腹減ってんならなんかつくるけど」
「別にいい、腹いっぱいになった。サンキュ」
「……あ、そう……あんま根詰めるなよ」
「おー」
 うわのそらで返事をする勇人くんの耳には、海底を照らす光のように音がそそぎ込んできます。まぶしくてまっすぐで、きっとうもれた宝物のことも照らしてくれるでしょう。
 勇人くんはギターを抱えてリビングルームの定位置に座りなおしました。うしろではソファーに深く沈んだ圭吾くんが文庫本をひらいたところです。夜はこれから、静かに更けていきます。
おお〜😲
頑張って!
応援してる!
待っている!いつまでも!
やっちゃいましょう!
大丈夫......!
そういうときもある!
行ける気がする!
落ち着けっ!
いつもありがとう!
きっとうまくいく!
大丈夫!
どんな道も正解だから
負けないで!
一緒に頑張ろう!
後悔させてやろうよ!
明日はきっとよくなるよ
のんびり行こう!
人は変われる!
なるようになる!
頼む、続きが読みたい!
この本欲しすぎる
これ好き! 好きすぎる!
ありがとう、これで今日も生きていける
発想にすごく引き込まれた
いや、十分すごいよ!
ぐはっ😍
おお〜😲
うるる😭
なるほど
それいいね!
共感する
響くわ〜
マジ天使
天才!
エロい!
神降臨!
素敵
かわいい
きゅんとした
泣ける……
ぞくぞくした
いいね
待っている!いつまでも!
いつもありがとう!
わかる、わかるよ……
苦しいよね
悩むよね
確かにね
その通り!
もちろん!
激しく同意
わかりみがすごい
お前は俺か
そうかもしれない
大変だよね
うん、うん。
そうだね
そう思う
そうかも
それな
うるる😭
大丈夫......!
そういうときもある!
なるほど
共感する
大丈夫!
のんびり行こう!
泣ける……
おめでとう!
やったぜ!
やるじゃん!
エライ!
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