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たらこ 赤安
R18 エロBL小説の表現についてワンクッションわかる、わかるよ……かきかけ赤安 ラーメンを食べに行く話つづき


 フゥ、と白い煙を頭上に吐き出した男が口を開く。
「……煙草がなくなりそうだ。ついでに何か買ってくるよ」
 何がいい? と自分だって疲れているだろうに、赤井は僕を労るようにポンポンと頭を撫でてきた。
 子供扱いするな! と元気があれば手を振り払っていたが、そんな力もなくされるがままに髪の毛を撫でられる。
 赤井の節くれだった指は存外気持よく髪の毛を梳く。そのまま瞼を閉じてしまいそうなのを、ぐぅぅという先程よりも大きな鳴き声が引き止めた。
「腹の虫は元気だな」
「……、食べたい」
「ん?」
「ラーメン食べたい!!」
 ガバッと椅子から立ち上がる。思い立ってしまったら堪らなかった。
 あの味!あの匂い!ああ口の中がラーメンを求めてる!
 じゅわりと唾液が口内に広がる。全身がカロリーと塩気、脂質を求めているのがわかる。
「赤井!ラーメン食べに行きますよ!」
「……元気なのは腹の虫だけじゃなかったか」
「ラーメンの前には人は力を奮い立たせることができるんです!」
「まるで魔王討伐じゃないか。こんな時間にやってるのか?」
「……フッフッフッ、ここは霞ヶ関ですよ。残業ばかりの公務員がいるこの地に深夜ラーメンの店がないわけないでしょう」
「日本人の闇から生まれた店だぞ、それは」
「いいんです!ラーメンに罪はない!深夜のラーメンは最高に美味いんですから!」
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