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櫂 詫人
9/26 7:55
#二次創作
#夢小説
※滝夜叉丸相手なのに伊作視点という、わけのわからない夢小説。書きかけ。
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#二次創作
#夢小説
※デフォ名は「ミョウジナマエ」
※「上級生に口付けせよと囃したて」シリーズ・滝夜叉丸編。最終的にはキスの描写有り。
※夢主はくのたま(くノ一教室のたまご)四年生。
はしりがき
9/26 7:55
『どうしてここに滝夜叉丸が!? の段』
僕は善法寺伊作。忍術学園六年生、保健委員会委員長である。
今日も今日とて保健委員として活動中。いつものように後輩と一緒にぐるぐると包帯巻き機を使って包帯を量産中である。
「ほうたいは~♪ しっかり巻いても、キツすぎず~♪」
包帯を巻くときの定番の歌を歌いながら、それに合わせてキコキコと包帯巻き機が音を奏でながら真白い布を吸い込んでゆく。こうして歌いながらやると、イイ感じに巻けるんだよね~。単調作業だから眠くなりやすいし、眠気覚ましにもちょうどいい。
「伊作保健委員長、巻けました」
気持ちよく歌っていた歌を容赦なく遮る女の子の声と、目の前に出された綺麗な巻かれたての包帯。視線を滑らせてゆけば、桃色の忍び装束へと辿り着いた。
「さすがナマエちゃん! 早いし綺麗だねえ!」
率直に褒めると「先輩には敵いませんよ」と僕の横に積み重なっている包帯の山を見ながら言う彼女は、くの一教室の四年生、ミョウジナマエちゃんだ。くの一教室で唯一保健委員に所属している。
彼女は主に保健室に来たくの一教室の子を相手するためにここにいる。保健室はなにも忍たまだけが利用するわけじゃない。くの一教室の子だって利用する。いくら僕が六年間保健委員を務めていて、他の委員の子よりも保健委員としての経験も知識もあるとはいえ、女の子のことは女の子が一番よくわかっているし、異性では対応できないこともあるだろう。年頃の女の子はとくに異性に対して警戒心が強いからね。そのため、くの一教室から特別に選ばれたのが、彼女である。……そこ、不運にも選ばれてしまった、なんて言わない。
「残りはそれだけですか?」
ナマエちゃんはとてもクールな女の子だ。感情が乏しいわけではないが、あまりフレンドリーとは言えない態度はどこか威圧さえ感じるので(本人はそのつもりはないんだろうけど)、少々近寄り難い雰囲気がある。別にこの仕事が嫌なわけでも、僕たち忍たまを見下しているわけでもない。彼女は真面目で、仕事の時は余計なものを挟まないだけだ。うちの忍たまで言えば、仙蔵ポジションなんだろう。
そう、彼女は真面目なのだ。だから、今もこうして『忍務』を果たそうと懸命に努めている。彼女は僕の横にある包帯の山に自身の巻いた包帯を加えると、そろりと僕に近付いて。
「手伝いましょうか」
言いながらすでに彼女の指は包帯へとのびていた。細い指が皺にならないように包帯の端と端をつまんで、僕がスムーズに巻けるように補助してくれている。
「ありがとう。これで最後だからね」
慣れた者だと補助なしで一人で綺麗に巻けるようになる。委員長である僕はもちろん、くのたまの中で保健委員歴が長いナマエちゃんもそうだ。だから二人でこうやって手分けして作業していたのだ。
するすると包帯が巻かれてゆき、あっという間にひとつ完成した。包帯を抜こうと包帯巻き機に手をかけた時、僕より少し小さい手が追うように僕の手に重なった。
はっと顔を上げると、近付いてくる顔。
体を反らそうとした途端、両手に体重がかけられ、ワンテンポ動きが遅れる。
──あ、これは。
まずいな、と脳裏によぎった瞬間──
「失礼します! 善法寺保健委員長はおられますかっ!?」
パァンと気持ちのよい音とともに障子が開け放たれた。
瞬時に目前に迫っていたナマエちゃんの顔が180度ぐるんと回転する。両手に乗っていた体重からも解放された。
助かった、と安堵しながら、彼女が全身をひねった時、僕も開けられた障子を向こうを見た。
「た──き、夜叉丸!」
そこには、六年ろ組体育委員長の七松小平太と、四年い組体育委員の平滝夜叉丸が──脇にそれぞれ苔色と青色と空色の塊を抱えて立っていた。
顔を認めた途端、非難の色で名前を呼んだナマエちゃんも、その姿を認識するとすっと立ち上がり、二人に駆け寄った僕とは別に、彼女は押入れを開け布団を引っ張り出す。
おおかた委員長である小平太に下級生には厳しい裏山のコースにでも連れて行かれたんだろう。小平太が両脇に抱えている二年生の時友四郎兵衛と一年生の皆本金吾は、見た目はボロボロだけど目を回しているだけで、これといった怪我はなさそうだ。
問題は滝夜叉丸の抱えている三年生の次屋三之助。ぎゅっと目を瞑り眉間に皺を寄せ痛みに耐える顔には、脂汗が滲んでいた。膝を抱え足首を押さえつける姿に、これは高所から転落して足をやったかな、と見当を付ける。四郎兵衛と金吾はナマエちゃんに任せて、僕は一番重症に見える三之助の手当を始めた。
「いやあ、悪いな伊作。作業の邪魔して」
悪びれた風もなく言ってのける小平太の声に、ぎくりと心臓が高鳴った。忘れかけてた先程のことが頭に蘇り、思わず小平太をふり返る。
──さっきの、見られてた?
「ほんっとうに、邪魔でしたねぇ」
小さいながらも怒気の孕んだ低い声が、保健室の奥から聞こえた。今は振り返らないでおこう。いや振り返りたくない。呪詛を向けられている小平太は聞こえていないのかにゃははと笑っている。
「……もしかして、小平太、助けてくれたの?」
こっそりと六年生が使う矢羽音で伺ってみる。気づいた小平太がおっと表情を変えた。
「……いや偶然。そもそも保健室に向かったのは滝夜叉丸のほうが速かったしな」
それに、と小平太は続ける。
「この怪我を狙ってさせるなんて、そんな器用なこと私にできるわけないだろう!」
矢羽音で会話しているのに、小平太はむんと胸を張って大威張り(急に態度を変えた小平太に、滝夜叉丸が怪訝な顔をした)。いやたしかにそのとおりだし、狙って怪我をさせたなんて保健委員としちゃたまったもんじゃないけど。むしろ故意に怪我をさせたなら怒るけど。
今、忍術学園の上級生はある試験を受けている。くの一教室上級生との合同試験──といえば聞こえはいいが、はっきりいって忍たまはくの一教室の試験に巻き込まれたようなものだ。くのたまの試験の相手に知らぬ間に勝手に選ばれて、それに負ければ忍たまは試験不合格、というなんとも理不尽な試験だ。忍者たるものいついかなる時でも油断しないように──と最もな理由を後付けに、唐突に思い付いたんだろう。別にそれはいい。学園長がいきなり試験を思い付くなんて、この六年間数え切れないほどあったし。
ただ試験の内容が問題だった。
それは、くのたまが忍たまに口吸いを仕掛けること。そして忍たまはそれを防ぐこと。誰でも良いわけではなく、自分より上級生──今回はくの一教室四年生が対象なので、試験相手はその上の忍たま五年生か六年生になる──に仕掛けて、見事口を吸った者が試験合格となる。あくまでも仕掛けるのはくのたまからなので、忍たまはひたすらそれを避けるしかない。幸い暴力は禁止されているので血を見るような事件にはならないが、その代わりあの手この手で口をもぎ取ろうとくのたま達が躍起になっている。
当然、我が保健委員でありくのたま四年生であるナマエちゃんもそうで、ずっと僕の口を狙っている。さっきのもそうだ。包帯を抜こうとナマエちゃんから一瞬気を逸らしたその隙をまんまと狙われた。包帯巻き機を持っていた手前、力任せに振り払ったり暴れたりすることもできず、急患が来なければ試験不合格になっていたかもしれない。不謹慎だとも思うが、正直助かったと感謝している。
間一髪だったなぁ、と矢羽音で笑う小平太(こういうところは妙に器用なんだよなぁ)の言葉に、ふと思い返す。そういえば真っ先に保健室に飛び込んできたのは滝夜叉丸だった。滝夜叉丸は一人、小平太は二人抱えてたとはいえ、二年生と一年生なんて小平太にとってはお手玉のようなものだ。足の速さで小平太が滝夜叉丸に遅れを取るなんてありえないだろうから、三之助の怪我の具合から一目散に保健室を目指したのだろう。小平太は比較的軽傷な四郎兵衛と金吾を拾って後から追いかけてきた──そんな感じか。
三之助を見守っている滝夜叉丸を見ると、顔は三之助のほうを向いているが、視線は別の方向を捉えていた。その視線の先はもう二人の怪我人たち。その盗み見るような姿に、経緯はどうであれ助けてもらったし、とほんの少しお礼をする気持ちで息を吸った。
「ナマエちゃん、こっち手伝ってくれる?」
「はい!」
そろそろ軽傷二人の手当は終わっているだろうとナマエちゃんを呼ぶと、二つ返事でこちらへと寄ってきた。僕の隣に腰を下ろす。
僕がナマエちゃんを呼んだ途端、滝夜叉丸はついと視線を三之助に戻し、さも彼女の事なんて気にしていないように振る舞う。
その姿がおかしくて、でも笑いをこらえて僕はナマエちゃんに指示を出す。
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