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まめぬこ
12/27 2:14
#二次創作
今までと違った方向を模索したくて直し直し書いていたけれど、色々あって心が折れました。供養(-人-)ナムナム
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#二次創作
主双+明 こんなIFもアリかなーなんて思って書いていました
アニメオリジナルの要素が入る予定でした。明と双は兄妹かも説がごく一部で流れていた事もあったのでその辺を拾った感じで。
はしりがき
12/27 2:14
(今日、双葉と式を挙げるんだよな)
蓮は会場に向かう電車に揺られ、窓からぼんやりと景色を見ている。
双葉は着付けとメイクがあるので、蓮より早く惣治郎の車で向かっていた。
指輪を渡す役目のモルガナも双葉と一緒だ。
結婚が決まってからというもの、蓮と双葉は、慌ただしく準備を進めてきた。
二人で住む家も決め、引越し準備も進んでいる。この日が大安だからと一足先に入籍も済ませた。
昨日まで準備をしていた時には随分緊張していたのに、今になって蓮は実感がわかなくなってしまっていた。
土曜日の午前中。電車の中にいるといつもの週末と変わらない気がしてくる。
二人共親戚の結婚式でさえ出た事がないのに、自分達の結婚式など付き合い始めには考えられなかった事だ。
一年前、惣治郎に双葉の卒業後に籍を入れる事を話すと、年齢に対してまだ早いと驚かれてしまい、蓮の必死の説得でようやく納得してもらうことが出来たのだった。
その年の双葉の誕生日にプロポーズをした時には、双葉は惣治郎以上に驚き、危うく持っていたネオフェザーマンMETAL FXの箱を落としかけた。
「た、確かにな、蓮とケッコンとかって、いいな……とか思ったけど……な。でも、でも……い、今?!」
蓮は苦笑し
「『とか』、じゃなくてちゃんと結婚。夫婦になりたいんだ、双葉と。」
と、言って指輪を渡した時の、真っ赤な顔ではにかみながら見せた彼女の笑顔を蓮は一生忘れないだろう。
ただ少し強引だったかもしれない、と蓮は思ったが、双葉が大学を卒業したこの時期しかないと蓮は考えていたのだ。
双葉自身は式の準備が着々と進む中、笑顔を見せつつも、時々不安そうな表情を浮かべていた。
昨夜の事だった。蓮が寝返りをうったタイミングで双葉が起き出し肩に触れてきた。
「蓮。ちょ、ちょっと…いいか」
双葉も緊張して眠れなくなったのかと、蓮もそっと起き上がり顔を寄せる。
「う…えと…今更だけど、蓮は本当にわたしで、良かったの、かなって…。」
一つ一つ言葉を区切りながら双葉は尋ねる。
双葉は不安でいっぱいの表情で蓮をちらりと見た後に俯いてしまった。
「わたしは……蓮がいないと、今でも心細くて街の中が少し怖いんだ。それにわたし、子供っぽかったあの頃からあんまり変わってない。結婚って大人がするものだよ……な。そんなわたしが、蓮と夫婦っていうか大人になれるのかって。」
シーツの上を彷徨うように伸ばされた手をそっと握ると、かすかに震えていた。
あの激動の日々から数年。
怪盗団の仲間たちを引っ張るように、先頭をきって走りながら自分の運命を切り開いた蓮。
自分の墓とまで言った部屋で、大人達の悪意と自責の念に何年も苦しんでいた双葉。
そんな二人の手と心をつないだのは、その激動の日々の最中であり、その激動の日々が二人を強く結びつけた。
いつの頃からかお互いにかけがえのない存在になり、そして明日には生涯を共に過ごす伴侶になるのだ。
一生に何度もは起きない大きな出来事である。
過酷な家庭事情を乗り越え成長した双葉でも緊張と自信が揺らいで怖くなるだろうと蓮は薄明かりの中で双葉の顔を見ていた。
もしかしたら、これが『マリッジブルー』なのかも知れないと蓮は考えた。
それならば、蓮に出来ることは唯一つ、双葉に寄り添い安心させる事だ。握った双葉の手をもう一方の手も添えて包み込む。
「俺は、これからずっと一緒に生きていくのは双葉だと思っている。一緒に大人になって、一緒におじいちゃんおばあちゃんになるんだ」
蓮は微笑み、双葉の肩を抱き寄せた。高校生の頃より少し落ち着いた色の髪がさらりと蓮の手にかかる。
「俺は誰よりも双葉がいい。だから心配しなくて大丈夫だ。今までだって俺たちは大変な目にあっても乗り越えてきただろう?」
双葉は蓮の顔を見て、小さく
「うん。わかってる。でも…確認したかった。」
双葉は反対の手で蓮のスウェットの端をギュッと掴む。その仕草を蓮は愛おしく感じる。
双葉が頼ってくれるから、蓮は今も『ジョーカー』でいられるのだ。
『双葉を守りたい』と言う気持ちで、どんな試練も超えていけると蓮は信じている。
それを双葉に伝えたかった。
「大丈夫。二人が一緒に限り、俺たちは絶対大丈夫。」
蓮は『大丈夫』と繰り返し双葉の髪を梳くように撫でると、双葉は少し安心したらしく
「……わかった……ありがとな、蓮」
と小さく言うと、ゴソゴソと布団の中に潜っていった。蓮のスウェットの端を握ったまま。
蓮は少し苦笑いと安堵の表情で、自分も眠りに落ちたのだった。
昨夜の出来事を少し眠気を感じながら思い出していた蓮に、目が覚めるような、SNSの着信を告げる振動が来た。
慌てて画面を見ると、更に緊張で背筋が伸びていく感覚があった。
「冴さんから招待状、受け取ったよ。式には間に合わないかも知れないけれど、少しだけ顔を出させてもらうから。」
明智からだった。
彼の行方はあの日から全く掴めてない。
ただ何故か、明智は蓮達の事は把握しているようだ。SNSのアカウントも生きている。
どこから聞いたのか、蓮と双葉が付き合っている事も知っている様で、時々個人宛で蓮をからかうようなメッセージを送ってくる。
かつて明智と一緒に仕事をしていた新島冴は何か知っているようだが、蓮達には何も言わない。こちらからも尋ねた事はない。
それなのに、なんとなく式の招待状を新島冴経由で渡してしまったのは気まぐれなのか、明智と双葉との微かな繋がりを知ってしまったからからだろうかと、蓮は自分でもよく分からないでいた。もちろん双葉には内緒にしている。
「わかった。着いたら連絡をくれ。」
「ああ。了解したよ。」
自分から招待状を送っておいて、蓮は今更来て何になるんだという憤りと他ならぬ明智にこそ自分達の結婚式を見届けて欲しい、という相反する感情が沸き起こっていた。
胸の中に矛盾を抱えて、蓮は電車を降りて会場に向かう。
結婚式はルブランでやる予定だったが、お祝いしたいという人が想定以上に集まってしまったので、蓮達は四軒茶屋駅からほど近いカフェを貸し切ることにした。
テラス席もあるので双葉のドレス姿も写真映えが良いだろうと、皆の意見が一致した結果である。
天気にも恵まれたようで、2階にあるテラスには燦々と光が降り注いでいる。
その光の中で双葉と仲間たちが賑やかに笑い合っていた。
「双葉すげー!普段とぜんぜん違うなー!」
竜司がその変わりように目を丸くしている。
「双葉かわいい!普段からその色着なよ、絶対似合うって」
杏もはしゃいで、双葉のドレス姿を熱心にスマートフォンのカメラに収めている。
仲間たちの大騒ぎに、双葉は早くもテンパってしまい
「うわわー、恥ずかしいから皆やめてくれー!」
と、後ずさりする。
真は借りてきた一眼レフカメラを構えながら
「何を言っているの、今日は双葉の一生に一度の晴れ姿なんだから堂々としていなさい。」
真はそう言いながら蓮とカウンターに並ばせたり、ウェルカムボードの前でポーズを取らせたりと手際よく写真を撮っていく。
陽の光を受けて淡く光るドレスの裾を揺らし、仲間たちの輪の中にいる双葉の姿を蓮は眩しく見つめていた。
緊張してきたのか、双葉が飲み物が欲しいと言って店内に戻っていった。
真は時計を見て開始までまだ時間があることを確かめるとカメラを構え直した。
「そうね…テラスから見た風景の絵もちょっと欲しいわね」
真がテラス席の様々な角度から撮影していた時だった。
柵の外、店の一階入口近くに人影がちらりと見える。
一瞬だが、人影がこちらを見ていたように思えた。真は蓮に尋ねる
「あら……。蓮、ちょっといい?」
「どうした、真。」
真の言葉で、蓮も柵に近づく。
「なんか、人がいたような気がしたんだけど…今日は招待状出した人全員いるわよね?」
真と共に柵の外を見下ろすが、人影らしき物はなく静かな路地と雑居ビルの影が落ちている光景が見える。
招待者はほぼ揃っている。ただ一人を除けば。それを知っているのは蓮だけだろう。
蓮はつとめていつも通りに応える
「業者とか他の店の客じゃないか?あとは遅れると言っていた冴さんとか」
それでも真はテラスの方を少し気にしていた。
「ううん。お姉ちゃんじゃないと思う。それに業者にしてはチェスターコートって変だし、他のお店でも何かあったかしら」
蓮は軽く笑い真の隣に並ぶ。
「ここで結婚式なんてやっているから珍しくて立ち止まっただけかもな。」
真も頷き
「うん、そうね……見えたのは一瞬だったから私も勘違いしたのかも」
真は気持ちをを切り替え賑わう店内を覗き込むと、スマートフォンが軽い音を立てる。
冴からのようだ。
「お姉ちゃん今着いたみたいだから、中に入ってそろそろ始める?」
「ああ。よろしく頼む」
受付をかって出てくれた大宅がOKのサインを送るのを見て、二人は中に入っていった。
「少し早く着きすぎたか。」
一瞬誰かの視線を感じた明智はひとりごちた。
もしかしたら自分の姿を店にいる誰かに見られてしまったかもしれない、それが自分を知っている人間だったら面倒というだけでは済まない。明智は身を隠すように隣の建物の陰に入る。
今日は2月にしては日差しがあり暖かいが、建物の陰は冷たく重い空気が溜まっている。
明智はマフラーを直し、陰の中から店の2階から張り出したテラス席を見上げる。
賑やかに人が行き来し、時折微かに笑い声が聞こえる。その中心にウエディングドレス姿の双葉の姿があった。
その表情は当たり前だが、明智が初めて見るものだ。その眩しさに少し目を細め、微かに口元を緩めた。
「アイツと一緒なら……きっと心配ないだろう。」
確認するように口に出す。
自分はもう彼らに関わってはいけない人間だ。だが、それでも明智は彼らを思わずにはいられなかった。
彼女の将来を預けられるのは蓮しかいない。
明智は蓮に彼女の大切な人になって欲しいと傲慢にも思ってしまう。
明智の呟きにはそんな思いが込められていた。
双葉の姿を確認した明智は路地に溶け込むようにしてその場を去っていった。
式は賑やかに始まり、和やかに進行していく。
感極まり過ぎた惣治郎が泣き出し、司会の川上がもらい泣きをして進行が5分ほど止まってしまうハプニングはあったが、概ね滞りなく終わった。
式の後は、怪盗団メンバーだけルブランに集まり二次会の予定だ。
式とはまた別に肩の力を抜いて楽しんで欲しいと言われ、
蓮と双葉はいつもよりは華やかだが楽な格好に着替えてルブランに向かう。
双葉が着替えるのを待っている間、蓮は店の外で隣の建物を眺めていた。
確か1階はカフェになっていたはずだ。
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