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#書きかけ
sy_remonnu3年前終わるのが唐突過ぎる小説パートワン。
一次創作も小説も始めましての経験なので… 
文章の構成が儘ならぬ…
「お前なら出来る」   
「お前が出来ると信じてた」
 「君なら出来る」 「お前に託す」
「お前は選ばれた奴だ」 「お前は俺とは違う」
『お前なら』 
この言葉達がどれだけ
俺を苦しめてきたか周りの奴らは知らない。

◇◇◇◇◇◇◇「人の○」◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
皆さんは『人の色』を見た事があるだろうか。
大半は見えないだろう。
『見える』人はこの世に100人居るかどうかだ。
『見える』をうまく言えば視覚的に視えるを想像する
かも知れない。然し、これはそんな甘優しい物では無い。
その『見える』は、
その人一人一人の周りに色が付いているように見える現象なんだ。
その一人一人の色は、暖色から寒色まで、様々な色が有る
中には、世間には無い色を持った人も居る。
人に付いている『ソレ』の色は、
何年経とうと変わらない。
然し、もう1つ、人には色が付いている。
とりあえず生きてる3年前私も書けた!がやりたかったので書きかけのやつ投げてみる。ネタ
国民が階級で分けられていて1~4等級国民までいるんだけど1級と2級が貴族的なアレで3級は一般人で4級は強制的に外から攻めてくる敵と戦わされたり、戦闘力として扱われてる世界で4級は戦闘力の底上げのために"工場"で人工吸血鬼にされたうえ逆らえないように脳にチップ埋め込まれるんですよ
毎日朝と夕の2回人工血液タブレットやら何やらが配給される


ここから文

「配給の時間だ!」
 そんな声に、空腹に飢えた人々が一斉に群がる。けれど決して襲いかかったりなどはしない。
 配られる薬をおとなしく受取り、もらったその場で水もなしに嚥下する。空腹で血走った目は薬のおかげか段々と正気を取り戻していく。未だこの薬を飲むのに抵抗があるのはこの場にいる自分一人かもしれないなどと思うけれど、その場で飲まない数人がいるところを見ると自分はもう感覚が麻痺してきているのかもしれないと気づく。
 薬とともに渡されるのは食料ではなく衣服と戦闘備品。これから戦地に赴く戦うためだ。小さなライフルと護身用なのかそれとも自分で死ぬためなのか銀のナイフもその中にはある。
 そのナイフで自分の体を突き刺したら赤い血が流れるのだろうかなどとぼんやりと思いながら、私は口の中で伸びてきている犬歯を舌でなぞる。生まれたばかりの頃はこんなものは存在していなかった。と言ってももう思い出せるほど自分も若くはないのだが、姿形だけは未だ20代でいるのもこの犬歯のおかげといえばそうなのだろう。

「歳を取らないっていうのは昔はいいと思ってたけど、今は早く死にたいけどな」

この犬歯が生えてから早30年。20歳で人工的にこの犬歯、人工的に吸血鬼にされてから歳を取らなくなった。
 1、2級の人間として生まれていれば今頃結婚して子供も生まれ家族に恵まれていたかもしれない。3級の人間だったとしても今頃はこんなところにいなかったはずだ。
 頭の中を弄くられ、脳内にチップを埋め込まれ逆らうことを禁じられた。人間としての尊厳を奪われ、人工的に作り出された吸血鬼として生活することを強制された。金持ちだった幼馴染は今頃どうしているだろうか。そんなことを考えるのは走馬灯なのかそろそろ死期が近いのかもしれないなどと思う。

「敵が来るぞーー!戦闘配備!」

軍服を着て高みの見物のように上から命令するだけの上官の声に口だけのやつは楽でいいなと思うけれど、彼は彼で大変なことをこの数年で知った。

「さて、じゃあ行きますか――」

 戦闘兵器としての役目を果たすべく、重い腰を持ち上げた。