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ひっさびさにtwstのお話書こうとしてるんだけど全然アプリ開いてないせいでキャラクター性とかが大分うろ覚え……
というかルクラギちゃんと書くの初めて
好きだ、と言われた。愛している、とも。唐突な愛の言葉を受けたラギーは目を細め、目の前に立つ男の顔を仰ぐように見上げた。
「またそれッスか?アンタも飽きないッスねぇ」
夕焼けに染まる植物園の中、二人は向かい合って立っている。遠くで部活終わりの生徒達の声や、運動部の掛け声などが聞こえる中、この空間だけが切り取られたかのように静かだった。
「飽きるだなんてとんでもない!私はいつだって君に夢中さ!」
芝居がかった仕草と口調でそう言った男に、ラギーは大きなため息を吐く。
この男――ルークの"愛の告白"は今に始まったことではなかった。
初めてルークからの告白を受けたのは1ヶ月ほど前のことだっただろうか。放課後いつものようにレオナのお使いをこなしていたラギーの元にふらりと現れた彼は開口一番こう言ったのだ。
『ムシュー・タンポポ……いや、ラギーくん。どうやら私は君のことが好きになってしまったらしいんだ』
『………………へ』
レオラギ好きだしネタはどんどん浮かぶのに一本も書き上げた事ないのほんと謎思わず聞き返してしまうほどあっさりとした答えだった。
もっとちゃんとした理由があると思っていたのだ。
しかしレオナは気にした風もなく続ける。
「ああ。それで俺は『まぁいいか』と思ってな。」
「それだけッスか?本当に?」
「そうだ。何か問題あるのかよ。」
「いや、ないけど……。なんかこう、他にもいろいろあったんじゃねーかなって思って……。」
「ねぇな。」
即答である。
「……あれ待てよ?オレ『まぁいいか』でレオナさんと付き合ってるんスか!?」
聞き捨てならない言葉を拾い上げたラギーは眉を吊り上げ、耳をぴんと立ててレオナを見上げた。
「不満なのか?」
「そういうわけじゃないですけど!でもちょっと不安になったっていうか!」
「じゃあ別れるか?」
「嫌ッス!!」
食い気味に否定するラギーを見てレオナは笑みを深める。そしてそのまま手を伸ばしてラギーの頭をくしゃくしゃと撫で回し始めた。
わっ、ちょっ、何すんだよ!という声を聞き流しながら存分にモフり倒す。
しばらくすると満足したのか手を離してベッドの上に寝転んだ。
突然解放されたラギーは何が何だかわからず呆然としている。
その様子を見てレオナはまた笑い出した。この人ほんと人の話聞かねぇな、と思いながらもラギーも釣られて笑ってしまう。
そうして2人でひとしきり笑ったあと、ふとレオナが真面目な表情を作った。それを見たラギーはピンっと背筋を伸ばす。
きっと大事な話をされるに違いないと思ったからだ。
少し緊張した面持ちになるラギーをちらりと一眼見た後、レオナはおもむろに口を開いた。
「お前程俺を好きな奴はこの世に存在しないだろだろ。」
何となくで衝動的に書き始めたから着地点が思いつかんくて中々進まない……「う……」
隣から小さな呻き声が聞こえると共に、エリオットの肩に重みが加わる。見ればいつの間にか身体を傾けていた彼が頭を乗せており、眉間に刻まれた深いシワを見て取ったエリオットは小さく吹き出した。
陽光まで吸い込んでしまいそうな程に黒い髪に手を伸ばす。柔らかなそれを何度か撫でてから白い頬に触れれば、僅かに表情を和らげた彼は手に擦り寄るようにして更に頭を預けてきた。無防備に晒された首筋が目に飛び込んでくる。日焼けを知らない真っ白な肌の上に浮き出た鎖骨の影が妙に艶めかしくて、思わずそこに釘付けになった。
近くで聞こえた鳥の囀りで我に返り、慌てて顔を背ける。心臓が激しく脈打ち始めたのを感じながら、動揺を隠すために深く深呼吸をした。
「ぐ……、っ」
再び聞こえた小さな声に視線を戻す。
顔を顰め、苦しげに身を捩ったリーオの姿を見たエリオットはハッとして、その肩に手を置き軽く揺すった。
「リーオ。大丈夫か?」
エリオットの呼び掛けに反応して、瞼が小さく震えた。ゆっくりと持ち上がったそこから覗いた黒曜石の双眼を見て、エリオットは目を見開く。
そこにあったのは普段の彼からは想像できないくらい弱々しい光だったからだ。まるで迷子のこどものように頼りなく揺れる漆黒。それが彼の纏う空気と相まってひどく不安な気持ちを呼び起こす。
エリオットは胸の奥底から湧き上がってきた感情のまま、無意識のうちにリーオの肩を強く掴んで引き寄せた。
ぐらりと傾く身体をエリオットはしっかりと抱き留めると、顔を覗き込む。
「リ、リーオ……っいってえ!?」
突然響いた鈍い音にエリオットは思わず悲鳴を上げた。反射的に身を引けば、頭上には思い切り振り下ろされたリーオの拳がある。痛みを訴える頭頂部を押さえながら見るとそこには不機嫌そうにこちらを見つめる黒曜石の瞳があった。
「まさか僕の主人に人の寝込みを襲う趣味があったなんてね」
地を這うような低い声が耳を打つ。
「待て待て待て誤解だ誤解!」
エリオットは引きつった笑みを浮かべながら慌てて弁明した。
「誓って俺は何もしていない!」
リーオは怪しむように目を細めると、数秒黙り込む。
待っている!いつまでも!
推しの誕生日SSを調子に乗っていつもと違う書き方で書き始めたら中々進まんくてヤバい……っていうのを2年前くらいからずっと言ってるヤバい