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#はじめての同人誌
catwanko_xxx3年前自分とお友達のぶんの、はじめての同人誌づくりを地道にやっている。書くたび読み直すたび書き足して、もう永遠にデータだったらいいのになあと思うけど、お友達の紙の御本を読んで感動したから自分も味わってみたい。そこからほとばしるパトスは凝り性のわたしを明らかレベラップしてくれてはいるけれど、体力がなくてですね。

とにかくがんばります!ずっと子供からの夢だった、本にすること。
はじめての同人誌、何より楽しんで!!
微小特異点を修正し、今回もいつも通りカルデアに還って来る。新所長をはじめとする、カルデアのスタッフたちが、お帰りと迎える。それに、ただいまと応えると同時に、僕たちサーヴァントはそれぞれだ。独りを好む英霊は、直ぐ霊体化して姿を消す。活躍を肴に乾杯をしようと、酒好き英霊たちは食堂へ急ぐし、子どもサーヴァントたちは、楽しかった、出番がなかった、今日は活躍できた、とか。それぞれ日によって、よほどの難易度でないレイシフトは、遠足から帰ってきた子供のように感想を口にする。それから、いきいきと喋り合いながら、次にはもう遊びにカルデアを走り出したり。まあ、まるでの千差万別だ。
 僕はというと毎回、レイシフトで使うコフィンの中のマスターと、デミサーヴァントである、マシュのメディカルチェックを直ぐ行う、医療チームトップの仕事がある。

~執筆悩み中~

 仕事場から、住まいに戻るのとは違う。
 現場から仕事場へ戻るのとも、別だろう。
 レイシフトからカルデアへ還ることを、心の中で僕はどう表現するのか、帰還している合間に考えていた。
 何か、これといった出来事があった訳でもない。生前からの何か、というわけでもないだろう。僕自身、こんな具体性のない疑問を頭の中に浮かべだしたことに、最も驚いている。しょうもないとは言わないが、思うこと、考える事といえば、医術の進歩におけることエトセトラ。それが、僕といえば、だ。
 ではなぜ、僕は表現という言葉を、いま選んだのか。表現したら、そこで終わりなのだろうか。何か伝えたいことがあるのかもしれない。
 伝えたい?
 誰に?
「アスクレピオス」
 サーヴァント契約におけるマスター、藤丸立香が声を掛けてくる。
「どうした。手の施しようのない、大怪我でも出来たか」
「残念、健やかマックスで、ぴんぴんしてる。ていうか、〝出来たか〟ってどういう質問?」
 そのままの言葉だが。出来るか出来ないかで周囲の者の存在価値は大きく変わるからな、と返す。見たこともない大怪我をする者、且つそれでいて活動できる者が居たら、研究にはさぞ役に立つだろう。
「医術の進歩に、繋がるかもしれんからな。ああいやしかし。マスター、お前が怪我をしたら面倒だ。撤回する」
 仮にも毒に少し耐性があるとはいえ、ただの人間だ。僕が治せないわけがないが、その時間を割くならば

(ここまで)
頑張って!