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#進捗だめです
今日も世界は廻っているII2年前やったーーー!!!!!!!!まっっっっったく進まない!!!!!!!!待っている!いつまでも!今日も世界は回ってる2年前二次BL注意ワンクッション頑張って!今日も世界は回ってる3年前また今年も間に合わなかった……
……き、今日中には頑張る……頑張れ、私。
絶対書き上げるんだ!!!!
応援してる!
今日も世界は回ってる3年前推しの誕生日まであと……一日

進捗85%

書けない……書けないぃ……
頑張って!
今日も世界は回ってる3年前推し誕まで
あと、7日
「じゃあ、お前の時間をくれるか?」

そう言ったのはまぎれもなく、テーブルを挟んで向かい合って座る高峯の恋人だった。
誕生日だから何か欲しい物はないですかと、彼の欲しいものが何も思いつかないことに恥を忍んで聞いてみたのに――形あるものではなく、よりにもよって自分の時間をくれときたもんだ。どこか拍子抜けしてしまって、変に緊張していたのがばかみたいだと思ったが、あまりにも嬉しそうな笑みでそう言うので、高峯は小さく息を吐くにとどめた。
その緊張をごまかすように、注文していたホットコーヒーに口をつける。
時間が経って少しだけ冷めてしまったコーヒーはほんのりと苦みを増していた。

「時間、って……そんなのでいいんですか?」

改めて問いかけてみる。
高峯と違ってコーヒーが苦手な彼は頼んだホットココアを一口飲んでほっと息をついた。

「ああ。ちょうど仕事の関係で、新しくできたテーマパークの一日パスを貰ったんだ」

言って、持ってきていた小さなボディバッグの外ポケットから長方形のチケットを二枚取り出してテーブルに置く。
最近できたばかりのテーマパークの名前と、一日の有効期限が記載されたチケット。
それに視線をやれば、「俺の誕生日の一日前なんだが」と控えめな声が聞こえた。

「高峯も好きだろう。こういうの」
「まぁ……あ。この子、かわいいかも」

チケットの端に小さく映る、このテーマパークのマスコットキャラクター的な何かに目をやりながら高峯は小さく呟いた。
目を輝かせてそれを見つめる高峯に笑みをこぼして、守沢は「一緒に行かないか?」と改めてそう口にした。
彼の誕生日の前日というのであれば、高峯も休みをもらってある。当日はユニットや事務所のみんなにお祝いしてもらうだろうからと随分はやくに休暇申請をしていたのだ。
付き合って何度目かの誕生日。
毎年必ず二人でお祝いをするようにしていた上に、彼の欲しいものが高峯の時間だというのなら、高峯にそれを断る権利もない。
それで彼がいいと言うなら、高峯に異議はなかった。

「別にいいけど……どうせまだ何も決めてなかったし。でも、先輩はそれでいいんスか?」

まだどこか納得はいかなかった。
一瞬だけちらりとこちらを見つめる彼にそう訊ねれば、「お前と行きたいんだ」と満面の笑みで言われてしまっては、高峯はもう何も言えなくなってしまった。
頑張って!