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kashi_wame6/25 9:09まだ本編1番大事な事書けていない、BL三国志 天の華地の風の孔明がロマサガ2コウメイに転生した話の、しかもエンディング後の後日談。本編でなにがあった…。
ロマサガ2での軍師テーブルは
シゲン→ハクヤク→タンプク→チュウタツ→コウキン→ハクゲン→モウトク→コウメイ(→シゲンに戻る)

ロマ2コウメイの次の軍師クラスに設定されているはずのシゲンは、なんらかの理由によりスキップ。その次のハクヤクとのお話。
後半を書きたいがために設定甘々。

やっぱりサガスカの設定が最後入っています(Eulogy は、サガスカ海外版のファイナルレター)
秋に差し掛かる頃。

コウメイはふと、仕事の手を止めて、窓の向こうを眺めた。

空には紅の月。そう。今宵は月蝕なのだ。
ーーそういえば、遠い昔、魏延と見た日蝕は美しかった…。恐ろしい妖しさをもってしても、その美しさは心を惹きつけて離さなかった。
ふと、そんな昔の思い出が蘇る。無理に予定を取って見に行こうと誘って、2人で見たあの景色。

蝕といっても今宵は月蝕。自らの流れる緋髪の色と姿形をそのまま写したような、美しく妖しく冷たい紅の月。

また、誰かと見たいものだ、そう思っても、今はもういない。あの時の誰も…。

執事長が慌てた様子でコウメイの執務室に入ってくる。
ノックもしないまま入るなど…と言っている場合ではないのは一目で分かった。
「コウメイ様!ご無礼のほど誠に申し訳ございません!今、ハクヤク様の関係の方々がコウメイ様に聴取にとのことでお見えになっております!」

コウメイは数日前、不穏な動きがあると情報官から聞いていた。
もしやと思って、近しい使いの者には、邸内異変の折は儀礼を差し置いても自分に伝えるようにと命令していたのだ。

「伝達ご苦労であった。全員、速やかに離れに移動し、自衛の体制を取られよ。ただし、もし強制逮捕など強行に出られたら、抵抗せず従え。後からの弁明では拭いきれない事態となるのでな。」
「承知いたしました。」
執事長は軽く一礼し、速やかに去っていく。

コウメイは、部屋の一角に置かれた箱に向かって歩む。
ーーその時なのか。ハクヤク。

「コウメイ様、モウトク様殺害の容疑がございます。今よりー」
「私が、モウトクを?なんの話かわからん。仕事もあるゆえ、勘違い妄言の類でかき乱しに来ないで頂きたい。」
「では、こちらにも見覚えがないと?」
「それは…」
「現場にございました袋にございます。」
「それが何を意味するのか、私には皆目見当つかぬ。」

ーーー。

「ーー以上により、此度コウメイ様を勾留するに相成りました。」
「…断れば?」
「ハクヤク様より、こちらの飲み物を差し出されよ、と。」
盃が差し出される。
随分と一方的だ。だが、ハクヤクにもあまり公にしたくない事情があるのは十分にわかっている。
公になると言う事は、自らもそれに関わった事も認めなければいけないのだ。
「そっと自害せよ、と?」
緩やかな手つきでその盃に手を伸ばす。
盃に手が触れた、その時。

「ペイン!」

突如、知った声が部屋に響き渡る。
「ハクヤク」
コウメイの目が少し見開く。2つの金色の眼が声の主を捉える。
「コウメイ様が毒を飲まれるぞ!お手伝いして差し上げろ!」
ペインの副作用で動きが止まったコウメイの身体に、使いの者数名がのしかかる。
手に足に押さえつけられ、あっという間に身動きひとつ取れなくなった。
鼻を摘まれ口を開かされ、黒紫の液体を喉の奥に流し込まれる。
「ははははは!飲んだぞ!」
ハクヤクは狂気を含んだ金切りの笑い声をあげる。

コウメイは前世、己が意識を失ったあの日を思い出していた。

あの時もこうやって毒を飲まされた。変わらない、ものだな…。
ハクヤク…姜維伯約。
ハクヤクの魂魄が、前世、孔明が期待を寄せていた姜維伯約である事は、一眼見てわかっていた。だがもう彼は伯約ではない。気性こそ前世に似通えど、記憶はない。それなのに、そのはずなのに。今また彼に倒され、死に至る毒を飲まされた。

だが今回は違う。さすがに同じ手を二度食うわけにはいかない。
ましてやそれで二度死ぬわけには。

突如、倒れていたコウメイの姿がかき消える。
「なにっ!?」
ハクヤクが驚きの声を上げる。

「ギャラクシィ」

それは、天術の申し子とも言えるコウメイがこの世で発明した術で単独属性術最高の威力を誇る術。しかも、防御力無視で全体攻撃という極めてえげつない術。

邸内にいた、コウメイが敵と認識していた全員が天からの光線に貫かれ、息絶える。
「コウメイ…!!」
ハクヤクは、羽のように舞う光の中から現れたコウメイに向かって、驚きと戸惑いの声を向ける。
「まさか、フェザーシール…。いつから…。」
「ずっとだ。ここ数日、ずっと。」
「なっ!?」
コウメイは背に仕舞っていた二振りの斧を見せる。
片方はレディーホーク。フェザーシールという、水術霧隠のような効果を持つ技を使える武器。水術が使えなくなったコウメイが愛用している斧。
もう一振りの斧は…?
「アメジストの斧だ。幻体を生み出し、代わりに動かす事ができる。幻体ゆえあまり色々な事はできんが、毒を喰らい死ぬ程度はできる。」
コウメイはハクヤクに向き直る。窓から入る真紅の月の光を浴びたその姿はいつもに増して凍える輝きを帯び、暗闇を背に見つめるその瞳はいつもに増して昏く冷たい。
「ハクヤク。私からも聞きたい事がある。今のは紛れもなく冥術。なぜお前が使えるのだ。」
「そんな事はどうでも良いだろう!」
「この術は我々の使うべきものではない。そう禁じたはずだ。」
ハクヤクが使った術は名をペインという。冥の属性の力に働きかけ、闇の爪にて生気を削り、行動を止める術。
「それが何だというのだ!お前は、自らの術師としての地位を守りたいだけだろう。」
「ハクヤク…。」
コウメイは溜息混じりに愛弟子の名を呼ぶ。
生前の姜維伯約は、やはり直情的ではあったが、忍耐力も持ち合わせていたはず。ここまで短慮であっただろうか。
「ハクヤク。冥術は、迂闊に使うと、あるいはその身が変容し、あるいは闇に意識が混ざり、自らを失っていく術ぞ。」
その瞳に苦しみの色が滲む。こんな術を覚えるほどに私は彼を思い詰めさせてしまったのか。
「言っていろ!お前はここで死ぬんだ!!」

もはや会話は不可能なのだろう。

ハクヤクが斬りかかる。コウメイは術者だ。しかも素早い。少しでも時間を与えると一撃必殺の術を喰らう事になる。対抗するには、確実に先手が取れる技で一思いに仕留める他にない。
コウメイは護身用の小剣を抜いた。開発室に密かに依頼し製造された、コウメイのための小剣。
武器の扱いがあまりに不器用なコウメイでも扱えるように改良を重ねた一振り。
ハクヤクの攻撃をきりかえす。
「くっ!」
渾身の乱れ突きを返され、動揺の声をあげるハクヤク。

「ハクヤク。お前は知らないだろうが、私は一度お前に…御辺にこうして殺されたのだ。」
「何を言っている!」
「私は、今でも本当に大馬鹿者だ。今も昔も、御辺の心を見抜けなかったばかりに、御辺を苦しめ、斯様な凶行に及ばしめた。」
前の世の事だが。私が死んで後、おそらくは私の家族も憂き目に遭う事になっただろう。あの内政に憂い満ちた状況では、我が娘、朝薫にも、ふぇいめいにも、譫にも、何も凶牙が及ばなかったはずはない。全ては私の、罪。穢れ多い我が身ながら家族としての幸せをくれた者を裏切る事になったのだ。せめて自らがあんな迂闊に死ななければ…と思わずにはいられない。もう何十年、もしかすると何百年も前の、戻れぬ過去の話なのに、今また記憶に蘇る。

「うるさい!」
ハクヤクは構わず斬りかかる。

「ハクヤク。姜維伯約!!御辺と私の時間だけが止まったままなのだ!!」

苦しみに満ちた声が響く。
私はまだ良い。過去を覚えているのだから。だがハクヤク、御辺は同じ轍を踏んでいる事もわかっていない。
それゆえに、同じ過ちを、罪を犯してしまっている。
進めていないのだ。
今や世界は帝政を廃止し、新しい時代へ進まんとしているというのに!

「ハクヤク。私は死なない。これしきの毒でも、策略でも、術でも、剣技でも、死ぬわけにはいかないのだ。」

今度こそ私は生きて、そして家族を、部下を、民を、守るのだ。共に歩むのだ。終帝陛下が理想とされる世界を、止めるわけにはいかないのだ。ハクヤクと…姜維伯約と…止まっていた時間に、今また戻り止まっている場合ではないのだ。

「ハクヤク。最後に聞く。まだこの先を共に歩む道は、意志は、あるか?」
「そんなものは無い!とうの昔に貴様に消されたわ!!」
「ハクヤク。その素直さは素晴らしい。それゆえに人は自らを高めていける。だが、直情的すぎる。己だけでなく、己につき従い、あるいは共に歩む者のために、情を抑える理性の鞘を十全に扱えるようになれば、其方の世界はもっと広がるだろう。今、私への復讐心などで世界を狭めるは、あまりに惜しい。」
「お前がそれを言うか!!!」

「…そうか。」

コウメイが地に小剣の剣先をつける。
殺されてから一体何年が経っているのだろう。それなのに、また、間に合わなかった。
コウメイは後悔を振り払い、意を決し、少し術力を込めて、思いっきり振り上げる。
鋒(きっさき)より氷の蔦が現れ、ハクヤクを襲う。
「くっ!?これは…!」
別の世界では氷雪刻とも呼ばれるその技。コウメイがこの世界で実現するには、武器固有の性能に落としこみ、技力の他に術力を吸わせなければ使えない。扱いが微妙なため、決して素早い行動は取れない。また、コウメイ自身の不器用さが災いして、決して大きな氷の彫刻物を出現させる事はできない。
性能的にかなりコウメイ基準で残念になっているが、初めて見せる技である。ハクヤクが隙を見せるには十分であった。

「私は不器用だからな。せっかくのこのジュワユースも、こんな形でしか使えない。」

苦笑いを少し浮かべ、そして、屹とした姿勢で右手をピッと前に小剣を突き出す。左手を背に回す。
その姿は、在りし日、諸葛亮孔明が白羽扇を振るった姿そのまま。

コウメイの薄紅色の口が動く。白い透き通った肌が、緋色の流れるような髪が、炎のように一瞬ゆらめき、そして迫る。

ハクヤクが最期に見た光景は、赤く光る死の三筋の光と、紅の月を端に映したコウメイの、強さと哀しさとが入り混じった金色の瞳。

「『死にゆく者へ贈る最後の言葉』。」

ハクヤクは最期まで気づかなかった。
敵と認識した者全てを葬れるギャラクシィが、なぜ、ハクヤクには来なかったか。

「ハクヤク。姜維…。今度こそ、私は御辺を導けるよう、精進する事を誓う。今度こそは…2人とも幸せな未来を掴めるよう。今度こそ………」
頑張って!
応援してる!
待っている!いつまでも!
やっちゃいましょう!
大丈夫......!
そういうときもある!
行ける気がする!
落ち着けっ!
いつもありがとう!
きっとうまくいく!
大丈夫!
どんな道も正解だから
負けないで!
一緒に頑張ろう!
後悔させてやろうよ!
明日はきっとよくなるよ
のんびり行こう!
人は変われる!
なるようになる!
頼む、続きが読みたい!
この本欲しすぎる
これ好き! 好きすぎる!
ありがとう、これで今日も生きていける
発想にすごく引き込まれた
いや、十分すごいよ!
ぐはっ😍
おお〜😲
うるる😭
なるほど
それいいね!
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マジ天使
天才!
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泣ける……
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いつもありがとう!
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苦しいよね
悩むよね
確かにね
その通り!
もちろん!
激しく同意
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お前は俺か
そうかもしれない
大変だよね
うん、うん。
そうだね
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やったぜ!
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