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marushu_tw3/21 14:38CP無し☠️🐺がちょっとした事件を解決する話が書きたくて思いついたとこだけ書いてみた 完成させられるかは分からない今日はたった2時間の残業で済んだな、晩飯はゆっくり食べられそうだ、と普段より浮かれた足つきで帰途に着いていた独歩は、交差点を曲がった途端、居心地の悪いざわめきに包まれふと顔を上げた。今日も世界には音が多すぎる…などと心の中で軽くぼやきながら人々の視線をたどると、赤いランプの点いたパトカーが道端に止まっている。何か事件でもあったのだろうかと人並みの野次馬根性で少し近づくと、制服姿の警官の中に見覚えのあるスーツ姿を見つけた。
(あれは、入間さん?なんでシンジュクに)
好奇心のまま無意識に歩を進めた瞬間、パトカーの影から男が3人ほど走り出し、よく通る声が辺りに響いた。
「止まれ!」
銃兎の呼びかけに振り返った男たちは、懐からヒプノシスマイクを取り出した。起動音が3回鳴り、スピーカーがビートを刻む。
(危ない!)
そう思ったと同時に、マイクで増幅された男たちの声が銃兎を襲った。長い足が一歩退き地面を踏みしめるのを見て、独歩は反射的に走り出した。その場から離れようとする人波と警官の静止に逆らい、銃兎の少し後ろまで近づく。男たちのスピーカーから放たれる思ったよりも強い衝撃にふらつきながら、自分のヒプノシスマイクを起動した。
『残業帰りでも 見過ごせない 乱暴するなら 見のがせない
脱走は無駄だ 真向のリボルバー は3人全員射程圏内』
独歩の攻撃を受けた男たちが大きくのけぞる。銃兎はチラリと独歩の方を見て、唇の端だけで笑い無線機のマイクを口の前に構えた。
『度胸だけはあるな バカでも 御用だと言ってるだろ 黙れよ
お前ら今度は離さない 捕らえた獲物は逃がさない』
銃兎の攻撃を食らい、声も出せずに三人がバタバタと倒れていく。周りにいた警官が男たちに駆け寄り、後ろ手に手錠をかけマイクを取り上げた。その光景にほっと息をついた独歩は、翠色の瞳がじっとこちらを向いていることに気がついた。
「……あっ!す、すすすすすみませんすみませんすみません!!!俺なんかが出しゃばってしまって………!!!仕事の邪魔を……」
「いえいえ、助かりましたよ観音坂さん。あれは出力を弄った違法マイクのようでしたからね」
「そ、そうですか……?それなら、良かったです」
「とはいえ、少しやりすぎたかもしれません。アイツらから聞きたいことがあったんですが、すぐには無理そうだ」
気絶した男を担いだ警官たちがこちらに向かってくる。3人がパトカーに押し込まれる直前、独歩はふと既視感のようなものを覚え、首を傾げた。
「観音坂さん?」
「あ、すみません…何だか、知ってるような……」
「あの男たちを見たことがあるんですか?」
「いや、うーん……何だったかな、どこかで……」
眼鏡の奥で翠の瞳がちらと光る。ぞくりと鳥肌を立て後退りした独歩の肩を捕まえて、銃兎がにっこりと笑った。
「何でも構いません、思い出したことがあれば連絡をください。アイツらの情報はどんな小さなものでも欲しい」
「え、ええ…。でもなんで、そんなに」
「アイツらはヨコハマのとある組と繋がっている密売組織の一員なんですが、肝心の密売の情報がまだ揃っていないんですよ。あの様子じゃ、起きても口を割るかどうか」
「なるほど…わかりました、何か思い出せば連絡します」
「助かります。では、私はこれで。今度飲みに行きましょう、今日のお礼に奢りますよ」
「楽しみです」
銃兎が乗り込んだパトカーがサイレンを鳴らし走り去っていく。それを見送り独歩は深いため息をついた。銃兎には言えなかった、あの時感じた既視感の正体。
(なんで、一二三を思い出したんだ…?)
まさか…と悪い方へ向かう思考を頭を振ってどこかに飛ばし、まだ少しざわついている人波の中に戻る。それとなく話を聞いてみるか、と考えながら帰り道を辿る足取りは、ほんの少し、重かった。
これ好き! 好きすぎる!頑張って!この本欲しすぎる--同日、お昼過ぎ。ヨコハマのとある百貨店。
男性向けブランド品の並ぶフロアで、二人の男が顔を合わせた。
「おや、奇遇だね」
「……センセーんトコのホストか」
一二三はスーツの襟元をピシッと直しにっこりと微笑み、左馬刻はふん、と気怠げに息をついた。
「どうやら、お目当ては同じかな?」
「みてーだな」
一二三は『お得意様への特別なお知らせ 新作をヨコハマ店限定で先行販売いたします』と書かれた紺色のカードをポケットから取り出した。それを見て左馬刻が小さく頷く。二人の視線が、カードに印刷されたものと同じロゴを掲げた店の方へ向いた、その時。
ガシャン!と大きな音がフロア中に響き、黒い目出し帽を被った男たちが三人ほど、辺りの人々に向けてナイフを向けた。
「動くな!」
背の高い男が、近くにいた一般客らしい男の腕を掴みその首元にナイフを突きつけた。横のリーダー格らしき男が先ほどガラス瓶を落とした店員に向かって「責任者呼んでこい!」と怒鳴る。その手にはヒプノシスマイクが握られている。一二三がマイクを取り出す前に、左馬刻が自分のマイクを構えた。
「てめぇら……ここが何処だか分かってるんだろうな」
地を這うような低音が辺りに響き、全てのものの動きが一瞬止まった。二人の方を向いたリーダー格らしき男がチッと舌打ちし、左馬刻の前に出る。
「いい度胸じゃねぇか、ああん?!」
ピン、ピン、と起動音が二つ鳴り、左馬刻がスタンドマイクを掴む。碧い棺と髑髏のスピーカーから、重いビートが流れだした。
『さっさと失せろや ここから
真っ青な顔してんぜ おこちゃま
単細胞でワックな ただのクズ
叩き込んでやんよ ハマのルール』
ゴン、とマイクが落ちる音が響く。一音も発せぬままリーダーが大きな衝撃で吹っ飛ばされ、後ろにいた男とぶつかり二人とも気絶した。そんな仲間を見捨て、人質を盾に逃げようとした男の前に、一二三が立ち塞がった。
「逃げられると思ったのかい?」
マイクを握った手が優雅な仕草で男の方に伸びる。起動音とともに黄色い薔薇のスピーカーが現れ、魅惑的な微笑みと共にその花弁が散った。
『分からせてあげよう 身の程
逆らえないだろう? 君の心 を奪う麻天狼の
ジゴロが誘う ひと時の蜃気楼(ミラージュ)』
散った薔薇が満開になると同時に、男の胸元にも黄色い薔薇が咲く。ダメージが無いことに怪訝な顔をしていた男の目つきがだんだん虚ろになり、その腕からだらりと力が抜け、手からナイフを落とした。そのままふらりとした足取りで人質を一二三の方へ差し出す。
「怪我はありませんか?」
「は、はい」
呆気に取られた顔つきの人質に一二三がにこりと微笑む向こうで、背の高い男がリーダーたちの方へ戻っていく。服の中から取り出したロープで気絶した仲間たちを縛り上げ、そのまま床に倒れ込んだ。
「やるじゃねえか、ホスト」
倒れ込んだ背の高い男をロープの余りで縛り上げながら、左馬刻が声をかける。人質の男性を店のスタッフに預けた一二三は、左馬刻の足元にタブレットが落ちていることに気付いた。
「何か、落ちているね」
「ああん?」
一二三が拾ったタブレットの画面を左馬刻が覗き込む。表示されている地図に、二人揃って眉を顰めた。
「おや、ここは…」
「この辺りは…」
「先生が今日釣りに行くと言っていた場所に近いね」
「理鶯の野営地の辺りじゃねえか」
二つの声が重なり、一二三と左馬刻が顔を見合わせる。真紅の瞳と黄金の瞳が同時に瞬きをして、その眼光がキュッと鋭くなる。
「…ついてくんなら、勝手にしろよ」
何も言わず頷いた一二三を見て、左馬刻はくるりと踵を返し、歩き出した。
marushu_twさんのやる気に変化が起きました!応援してる!これ好き! 好きすぎる!いつもありがとう!ありがとう、これで今日も生きていける天才!行ける気がする!同日、夕方ごろ。ヨコハマに広がる森林地帯。
クーラーボックスと釣り道具を肩に担ぎ、細い獣道を歩いていた寂雷は、ふと、足元に違和感を覚え立ち止まった。しゃがみ込むと、自分が足をかけたためにちぎれたのだろう細いゴム紐がへろりと地面に落ちている。紐の先はそれぞれ、道の左右に生えた木の方へ伸びているようだった。
「ほう…?この道を通った人間がいるか…“侵入者”の存在を確かめるための、結界のようなもの、といったところか…。しかし、一体何のために?」
辺りを注意深く見回すと、少し奥の茂みに同じようにちぎれて落ちたゴム紐を見つける。どうやら、結界に気づかなかった”侵入者“がいたようだ。何やら物騒な空気を察知し、寂雷は一旦荷物を置き、気配を殺して千切れたゴム紐を辿りながら森の奥へと入っていく。その内、少し開けたところに山小屋が建っているのを見つけ、更に隠しきれていない人の気配を感じ、木の影に隠れつつ様子を伺った。小屋の入り口付近で、二人の男が何やら話している。服装だけなら登山客のような格好だが、それにしては普通の革靴を履いている。彼らに気づかれないよう慎重に移動し、男たちの死角にある木の裏でそっと耳を澄ました。
「アイツら、遅いな…」
「まさか、しくじったんじゃ」
「はっ、あれだけ改造したマイクを持たせてんだぞ?メイソンみたいな奴がいねえ限り、それはない」
「メイソンといや、なんで集合をここにしたんだよ。すぐ近くに住んでるんだろ?」
「だからこそ、だろ。灯台下暗しって言うじゃねえか。それに、万が一必要なら襲撃も……」
密やかに進む会話の中に知っている名前が出てきて、寂雷は更に神経を尖らせる。木の葉のざわめきの中に、ぱきり、と枯れ枝が折れる音がした。同時に、ぶわりと殺気に近い気配が場を支配し、向こう側の木の影から鮮やかなオレンジ色の髪の男が現れた。
「ふ、小官も舐められたものだ」
「メイソン……!」
男たちはヒプノシスマイクを構えたが、理鶯は既にマイクを起動させている。スピーカーが奏でるビート音の合間に、すう、と息を吸い込む音が聞こえた。
『見事にかかった 小官の罠
まんまと見落とし 気づかないとはな
白旗をあげる 用意はいいか
井の中の蛙(かえる) 脅威なきティーガー』
マイクの起動すらできず、二人の男はばたりと倒れた。ここはこのまま理鶯に任せ、帰った方がよいだろうかと考え始めた寂雷は、山小屋の窓にふと目をやり、緊張を強めた。小屋の中に、何か動くものがいる。山小屋はよく見ると、入り口の裏側にも扉があるようだ。その扉が音を立てずにそっと開かれ、鞄を抱えた男が出てきてキョロキョロと辺りを見回している。倒れた男たちを縛り上げている理鶯は、この男にはまだ気づいていないようだ。逃がさない方がいいだろうと判断し、寂雷はマイクを起動し男の前に出た。
「通りすがりではありますが…何やら悪巧みをしている様子、見逃すわけにはいきませんね」
男は苦虫を噛み潰したような顔をして、鞄からマイクを取り出す。それを起動される前に、寂雷がスタンドマイクを構えた。
『胡乱な集まり 看過はできない
不穏な企み 奸詐は撃退
蛙の行列 しつこい鳴き声
破滅を届ける 黒い蛇の目』
男が膝から崩れ落ち、どさりと地面に転がった。音を聞きつけた理鶯が、寂雷の方へと駆け寄ってくる。
「貴殿は、シンジュクの…」
「毒島くん、お久しぶりです。余計なお世話をしてしまったかな」
「いや、感謝する。彼らは"ニホンリベレーションアーミー"という、民間人への加害も厭わない反政府組織だ。最近怪しい動きをしているという情報を得て、探っていたのだが…」
寂雷が倒した男も縛り上げ、抱えていた鞄の中身を改めた理鶯が、一度言葉を止めた。取り出したスマートフォンのロックを男の指で解除し、するすると画面に指を滑らせる。その表情がだんだん険しくなり、様子を伺うように寂雷の方を向いた。
「どうしました?」
「貴殿は、シンジュク中央病院に勤めていると聞いているが」
「ええ。……まさか」
理鶯が寂雷の方に向けた画面には、シンジュクの地図が表示されていた。大きな病院に、赤いポインターがついている。
「今夜、近くの廃屋に人員を集め、シンジュク中央病院を襲撃する計画のようだ」
向けられた画面をじっと見つめ、寂雷は一度目を閉じふうと息を吐いた。瞼が開き、現れた蒼い瞳には、抑えきれない怒気が滲んでいる。
「……麓に車があります。乗りますか?」
寂雷の視線を真正面から受け止め、理鶯は無言で頷いた。あくまで民間人、本来ならば関わらせるわけにはいかないが、たとえ止めても、一人で戦おうとするだろうと確信したからだ。
「こちらが近道だ、先導する」
一見、道には見えないような、理鶯しか知らない細い獣道を辿り、二人は山を降りていった。
今まで書いたのをベースに辻褄合うよう書き換える予定
7/3までに形にできればいいな〜〜
marushu_twさんのやる気に変化が起きました!
頑張って!
応援してる!
待っている!いつまでも!
やっちゃいましょう!
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いつもありがとう!
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一緒に頑張ろう!
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明日はきっとよくなるよ
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ありがとう、これで今日も生きていける
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激しく同意
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